概要
現代と戦国の世を渡りただ一つの愛を護るため陰謀と策略にいざ立ち向かおう
山での遭難中、激しい落雷とともに崖の下へと真っ逆さまに突き落とされた青年・高柳純一。彼が目を覚ましたのは、獅子おどしが静かに響く戦国時代――自分と全く同じ顔、同じ空気を持つ敵国の若き主「正太郎」の分身だった。そこで出会ったのは、自分をひたむきに信じ、涙を流して看病してくれる美しい小夜姫。「十六の歳になったら、きっと嫁に迎える」という幼い日の約束と、魂に刻まれた形見の笛の調べ。しかし、激しい嵐の祠で「絶対に離さない」と固い約束を交わした瞬間、祠が崩落し、純一の魂だけが現代の病院のベッドへと引き戻されてしまう――。それから3年。現代で結婚し、一児の父親となった純一の前に、再び運命の歯車が回り出す。かつて遭難した祠跡に現れる、月に映し出された幻影(ホログラム)の小夜姫。そして、月が昇る頃に処構わず
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