概要
戦乱の続く大陸で、理想の国を作るため、仲間を集め、ともに大陸を駆け巡る閻魔。
幾多の戦いを越え、大陸随一の大国・天元にも並ぶ勢力を築き上げる。
しかし、理想の実現と引き換えに、それぞれが異なる未来を選び始める。
そして彼らの志は、やがて次の世代へ――。
建国、離別、継承――ひとつの王国と、その炎を受け継ぐ者たちを描く、大河幻想戦記。
【扉絵はこちら】
https://kakuyomu.jp/users/yakiniku1010/news/2912051600896141544
ほかにも設定画や挿絵を近況ノートで公開しています。あわせてご覧ください。
※第1部完結し、2026年10月2日より第2部
おすすめレビュー
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けれど『天元戦記』が描くのは、その先です。
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「手の届くみんなを救う」
そう願って歩き始めた閻魔の手は、出会った人々へ伸び、やがて救われた人たちもまた、誰かを救うために手を伸ばし始めます。
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人って、守りたいものがあるからこそ迷い続けるという世界観を古風に書き上げた作品だと私は思いました。
強い者たちが活躍する物語で、もちろん戦闘も熱いんですが、焦点はそこだけじゃない。強いから迷わないというものではなく、故郷を守りたい、それと同じくらい大切な人たちも守りたい――その葛藤という心情面に注目。
迷ったときには支えてくれる人がいるって、めっちゃいいことですよね。反面、正しさを選んだときの危うさもしっかり描かれています。
平穏をもたらしたように見える行動にも、その裏では犠牲になった土地や人々がいる。表面的な結果だけを見れば偉業でも、その仕組みを知ればまったく違ったものに見えてくる。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!緻密に作り込まれた幻想世界で繰り広げられる一大叙事詩
理想の国のあり方を求め続ける男と、その仲間たちの物語。
魅力的な魔獣たちや、神通力を使っての戦闘など、読者をわくわくさせる要素をふんだんに盛り込みながらも、飢饉、大国の暴政、宗教の腐敗など、重いテーマにもきちんと向き合う大作です。
美男、美女が繰り出すかっこいい戦闘描写や、彼らの人間性はもちろん見どころですが、主要な登場人物に「おじさん」「おじいさん」が何人もいて、彼ら一人一人に施されている、奥行きのある描写がすごくいい!
「おじさん」が魅力的な物語に間違いはありません!!
作り込まれた世界観は考察の余地が無限にあり、歴史ファンタジーがお好きな方はもちろん、空想の世界へどっぷ…続きを読む