
概要
呪物に関するお悩みなら、ここ「呪物神社」までどうぞ!
長野県にある「清流神社」、通称「呪物神社」には、全国から呪物が集まってくる。
四兄妹で営む小さな神社には、今日も今日とて呪物が持ち込まれる。
本日の一品は護符と麻縄で厳重に封印された竹の行李。
【ほしいさま】と呼ばれるそれは、富をもたらす代わりに人の命を奪ってきたと言い伝えられていて――。
「承りました。当神社が、責任をもって管理いたします」
「不穏な呪物を簡単に引き受けるなよ……」
ゴリラ系お母さん、長男温太(はるた)
頑固オヤジ系イケメン、次男蒼司(そうし)
クール系シスコン、長女まつり(主人公)
ツッコミ系美少女、次女瑞葉(みずは)
四兄妹が織りなす、呪物ときどきおいしいごはんの物語。
四兄妹で営む小さな神社には、今日も今日とて呪物が持ち込まれる。
本日の一品は護符と麻縄で厳重に封印された竹の行李。
【ほしいさま】と呼ばれるそれは、富をもたらす代わりに人の命を奪ってきたと言い伝えられていて――。
「承りました。当神社が、責任をもって管理いたします」
「不穏な呪物を簡単に引き受けるなよ……」
ゴリラ系お母さん、長男温太(はるた)
頑固オヤジ系イケメン、次男蒼司(そうし)
クール系シスコン、長女まつり(主人公)
ツッコミ系美少女、次女瑞葉(みずは)
四兄妹が織りなす、呪物ときどきおいしいごはんの物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!呪物と料理が引き出す四兄弟の絆
全国から呪物が集まってくる「呪物神社」として知られる小さな神社を営むのは白河四兄弟。
それぞれが甘く熱い親愛を向け合う彼女たちの、時にコミカルで時にシリアスなやりとりによって芽生え育まれる感情。年不相応な成熟さと年相応な無邪気さと不器用さが普段はぶつからない分、気持ちを直に相手へと伝えようとしたときに吐露してしまうような。会話の瞬発力と感情の爆発力がそれぞれのキャラクター像を鮮明なものにすると共に、お互いを知ることによって関係性をより深めていくような兄弟の絆を感じることができました。
また、丁寧な描写によって高められる呪物の恐ろしさと不気味さは、展開の中心でその存在感を放つだけでなく、自然…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ほっこりと不穏の温度差注意! 人の正負&呪物もごはんも楽しめる作品
長野県にあるごく平凡な社・清流神社。まつりたちはこの小さな神社を兄妹みんなで守っていた。呪物が集まってくることから、ここは呪物神社とも呼ばれていて――
ほっこり兄妹パートから始まる本作ですが、呪物に関わる不穏パートではわちゃわちゃした空気が一気に凍りつき、その温度差にビックリしました。
あたたかさ優しさを感じられる一方で、悪意やエグさといったものもしっかりと感じられる、正と負をあわせ持った作品だと思います。
また、呪物について語られるマニアックパート、ごはんについて饒舌に語り出すお料理パートもこちらの作品の魅力だと思います。
タイトルにもある「あひる」とはどういうことなのか?
その事情に…続きを読む





