人類に押された烙印。その個人的な呪。

文字を読む事を突き詰めると、人はそこに
在らぬ何かを見つけてしまうという。
それは、恰も 幻視 の様であり、又
それを目当てに認識に深く入り込ませて
しまう技術もあるのだが…。

言語学で言うところの、形態論の領域。

それを目にした瞬間に絶頂感と共に死を
招く文字列があるとするならば、
人類は最も個人的な幸福のうちに絶滅をも
厭わないのだろう。

もし、そんな文字列があるのならば。

統語論は最早、無用の長物になる。
そこに一体、何があるのか。あり得ないと
思うものが現実になる、ここ数十年の軌跡
いつの前にか人は自ら滅び行くのか。
進化の先も退化の先も、行き着く所は

同じなのかも知れない。

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