不条理&ヒトコワ&スプラッタ!
- ★★★ Excellent!!!
キャッチコピーにもなっている冒頭の一文だけでも、この作品の非凡さが伝わるでしょう。
弟と二人暮らしの姉(主人公)は、弟の授業参観のために「オカアサン」を買うことに。
世話をすると少しずつ生気を取り戻し、美しくなっていく「オカアサン」でしたが、その中身は――。
何もかも狂っていますが(飴村行さんの『粘膜人間』や『粘膜蜥蜴』に通じるところもあるように思います)、それは現実の家族というものも孕んでいる不気味さを表しているのかもしれません。
後半のスプラッタシーンも生々しくおぞましい!
オチにも驚嘆させられること間違いなしです。
短編とは思えない密度の名作ホラーでした!