母なるモノ。それは、多分糧と同義なるモノ。

母親の定義を根本から揺さぶる衝撃を
あなたは、この作品に見るだろう。
それは単なる怖い話、不気味な話の範疇に
収まり切らない。ラストの展開までとても
見事に巻き取られてしまう。

歳の離れた姉と、小学生と思しき弟。
二人きりで暮らす幼い弟の参観日の願いは
オカアサン に観に来て欲しい。
今まで、弟の参観日には仕事を休んで
自分が行っていたけれど。折しも今日は、
品薄だった
      オカアサン の特売日。

まるでお米の様な扱いの オカアサン は
雑な感じに陳列棚に置かれている。
一体選んで持ち帰り、そこからのまるで
乾物の様な介護の様なやり取りを経て
漸く、らしくなった オカアサン は…。


最後の衝撃が又、凄い。
 だから、多くは語るまい。


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