米断　日本が危ない

ある日、日本の米価が突如として2倍以上に暴騰。全国のスーパーやコンビニからコメが消えた。政府は混乱を収めるため、農林水産大臣・瀬川俊明が主導して国家の備蓄米を大量放出する。しかしその結果、備蓄はほぼ底をついた。

瀬川は、国際市場からの米の緊急輸入を検討するが、これがJA（農協）、農水族議員、そして農水省官僚たちに阻まれる。

しかし、まだ瀬川は知らなかった。
この騒動の背景には、黒い大きな魔の手による陰謀があることを。

オリエント帝国。この欧亜にまたがる大帝国が日本に侵略の手を伸ばそうとする。

「この国の食を守るのは、誰なのか？」