この短歌集を読んで、学生時代の恋心を思い出した。月の満ち欠けを恋の行方に重ねる感性が懐かしい。図書館でのカップルを見た時の心の動きが巧みに詠まれている。私もまた、そんな瞬間に心を動かされたことがある。
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