概要
「君の未来、占ってあげる」──あどけなく笑った彼女は、俺にそう言った
「君の未来、占ってあげる」
そう言ってタロットカードを並べる少女・百瀬莉緒と、占いを信じない俺・首藤玲仁。
ある日、放課後の中庭で彼女の占いを受けることになった。
「ちょっとした災難が起こるかも」という結果を胡散臭いと思いながら友人・東堂隼人と帰宅していると、その結果通りにちょっとした災難が起きた。
最初は信じていなかったが、次々と当ててくる莉緒の占いを次第に信じるようになっていく。
いつものように下校していると、思いもよらない出来事に遭遇する。それを助けてくれたのは、莉緒だった。
そして俺は、彼女が占いをする本当の理由を知る──。
これは、占いなんて信じない俺と、未来を占う少女の話。
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