とても優しい雰囲気の物語です。駆け出しの配達員が旅人と出会い、手紙を届けます。自分の足で届けようという彼女にひょんなことから連れそう旅人。こんな出会いを聞くだけでもわくわくしませんか。彼は、彼女にあるお願いをするのですが……想いを伝え、縁の繋がりができ、それはまた出会いを産む。そんな未来がたくさん待っていそうな彼女のお仕事。シリーズ化しないかな、なんて思っています。
配達員である父に言われたシルフィーは、生まれ育った街を出て手紙を届けることに。行ったこともない街、ちゃんとした地図もない状態で困り果てながら歩いていると一人の青年にぶつかってしまい――。やさしい筆致で綴られる物語は、思い出話を語られるような懐かしさを覚える情景が描かれています。登場してくる人々の事情も何処かのどかなもので、あたたかい言葉選びや人物達に穏やかに読み進めることができました。春を彷彿させるような、あたたかく穏やかな物語。これからの季節にぴったりなやさしい出会いと別れ、そして再会をお楽しみください。
微笑ましい雰囲気からはじまる物語で、迷子の手紙の配達見習いのシルフィーが旅の青年ジェイクと出会い、一日未満ではありますが同じ旅路をたどる、その一時の様子が描かれています。 とにかくシルフィーが元気でかわいくて、とても仕事に真面目なことに好感が持てて、こちらも明るい気分になります。 手紙って良いものだなあ、という再確認もできる素敵なお話でした。 読後感もとてもよい短編。おすすめ!
配達員見習いのシルフィーが、道に迷っているときに、出会った旅人ジェイク。ふたりのやりとりには、こころ温まるものがあります。配達員が手紙と一緒に届けるものは、誰かの想い。手書きの手紙は、たとえ短くても嬉しいですね。最近、誰かに手紙を書きましたか? このお話を読むと、手紙が書きたくなります。気持ちがほっこりする物語です。おススメします!
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