残された者と、残された物。
- ★★★ Excellent!!!
これは、
残された人と、残された物をめぐる、短くて、小さくて、
そして心を抉ってくる物語でした。
泣きました。
物語は、大阪の南港、北加賀屋のとある夫婦のお話。
旦那さんは、奥さんに内緒で仕事を辞めて、北加賀屋の倉庫で芸術活動を始めたそうにございます。
最初こそ、夫婦なのに勝手に色々決められて、臍を曲げる奥さんでございましたが……
愛です。←もうこれをいうのが野暮すぎて言うのを躊躇うほどです。
でも、そうとしか言い表せないのだ。
ぜひ読んでほしい。