セドナクレッシェンド

短編作品です。よろしくどうぞ！

あらすじ
二人の天才音楽家の子ども、瀬戸名礼は音楽が好きだが才能に恵まれず、父に「才能のない人間は音楽をやるべきではない」と否定され音楽を諦める。高校進学後、同級生の催馬楽音維に出会い、催馬楽に春祭りへ誘われ参加。演奏会で楽しむ少女たちを見て、才能がなくても音楽を楽しんでいた自分を思い出す。帰り道、催馬楽も親に音楽を否定された過去を知り、彼女の努力に感化された礼は再び音楽に挑戦することを決意。
翌日、催馬楽や幼馴染の竜ケ崎と音楽室へ向かい、少しずつ指が動き始め……。二人に感謝した礼は再び　音楽と向き合うために音楽同好会に入る。