紅衣の司書に導かれ、血煙る戦場と未知なる運命の旅へ。

不思議な「司書」に迎えられる導入から始まり、一転して描かれるのは血と鉄の匂いが立ち込める戦場でした。

主人公アンシャルは、腕は確かでも生き方は不器用な元傭兵。傭兵団の解散という喪失を経て、妖精や化け物といった未知の世界へ足を踏み出していく流れが王道で心地よいです。

戦闘描写の生々しさと、妖精メンデとの軽妙なやり取りの緩急も魅力的。
本格的な王道ファンタジーをじっくり味わいたい人におすすめしたい一作です。

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