概要
救済の闇。呪詛の光。甘味とカクテルが、心の奥底に滲む血を掬い上げる。
「カクヨムコン中間選考突破作品・改稿版」
夜の路地にひっそりと暖簾を掲げる「花月堂」は、心に傷を抱えた人だけが辿り着ける甘味処。
謎めいた店主・神楽木花月が差し出すのは、客が過去の深い傷と向き合うための、その人だけの甘味だった。
だが、客を救い続ける花月自身は、千年前の傷に囚われたまま。
ショットバー「Abyss」を営む篁壮一郎は、花月堂では救えない「怨み」を抱えた客を迎え入れる。
彼もまた、花月を見守りながら、決して語ることのできない千年前の真相を抱え続けている。
甘味で人を救う男と、呪いで人の怨みを晴らす男。
幽玄な二つの店を舞台に、人ならざる二人の千年越しの誤解と、そこへ招かれる人々の人生が交差する、和風ゴシック幻想譚。
夜の路地にひっそりと暖簾を掲げる「花月堂」は、心に傷を抱えた人だけが辿り着ける甘味処。
謎めいた店主・神楽木花月が差し出すのは、客が過去の深い傷と向き合うための、その人だけの甘味だった。
だが、客を救い続ける花月自身は、千年前の傷に囚われたまま。
ショットバー「Abyss」を営む篁壮一郎は、花月堂では救えない「怨み」を抱えた客を迎え入れる。
彼もまた、花月を見守りながら、決して語ることのできない千年前の真相を抱え続けている。
甘味で人を救う男と、呪いで人の怨みを晴らす男。
幽玄な二つの店を舞台に、人ならざる二人の千年越しの誤解と、そこへ招かれる人々の人生が交差する、和風ゴシック幻想譚。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!今生を生き抜いて行く為の聖書
!!!。作者の美しいセンスが溢れているこの作品、若きし日の頃、松本清張氏の書籍に出会い大ファンだった私ですが、それ以来、何十年か振りに心をグッと掴まれた作者に出会えました。タイトル、プロローグからは美しくファンタジーな赴きに老若男女誰しも入り込み易い世界を醸し出しその実、物語の軸に近づいていくとこの世に生を受けたなら否応なしに社会に飲み込まれていく…この現実社会が繊細に描き込まれている…驚きを隠せなかった。私はもう、年輩者であるが、ファンタジーだけの世界感の書籍にも魅力を感じつつ、やはりこの作品の真に迫る世の歪み~社会問題には昭和から令和にかけて生き抜いてきた私は胸が突き動かされる。作者は胸…続きを読む