概要
甘味処は救い、Barは怨みを引き受ける
客は帰れる。
店主だけは、千年前から帰れない。
夜だけ開く甘味処・花月堂。
迷い込んだ客に出されるのは、その人の痛みに合わせた一皿の菓子。
忘れたふりをしていた傷。
言えなかった後悔。
帰れなくなった夜。
店主の花月は、客の心を静かにほどき、もう一度現実へ送り出す。
しかし救われるのは客だけ。
花月自身は、千年前の冤罪と呪いに囚われたまま、いまだ夜の底から帰れない。
これは、帰れない店主が、帰りたい人を送り出すための夜想譚。
「カクヨムコン中間選考通過作品・改稿版」
店主だけは、千年前から帰れない。
夜だけ開く甘味処・花月堂。
迷い込んだ客に出されるのは、その人の痛みに合わせた一皿の菓子。
忘れたふりをしていた傷。
言えなかった後悔。
帰れなくなった夜。
店主の花月は、客の心を静かにほどき、もう一度現実へ送り出す。
しかし救われるのは客だけ。
花月自身は、千年前の冤罪と呪いに囚われたまま、いまだ夜の底から帰れない。
これは、帰れない店主が、帰りたい人を送り出すための夜想譚。
「カクヨムコン中間選考通過作品・改稿版」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!今生を生き抜いて行く為の聖書
!!!。作者の美しいセンスが溢れているこの作品、若きし日の頃、松本清張氏の書籍に出会い大ファンだった私ですが、それ以来、何十年か振りに心をグッと掴まれた作者に出会えました。タイトル、プロローグからは美しくファンタジーな赴きに老若男女誰しも入り込み易い世界を醸し出しその実、物語の軸に近づいていくとこの世に生を受けたなら否応なしに社会に飲み込まれていく…この現実社会が繊細に描き込まれている…驚きを隠せなかった。私はもう、年輩者であるが、ファンタジーだけの世界感の書籍にも魅力を感じつつ、やはりこの作品の真に迫る世の歪み~社会問題には昭和から令和にかけて生き抜いてきた私は胸が突き動かされる。作者は胸…続きを読む