!!!。作者の美しいセンスが溢れているこの作品、若きし日の頃、松本清張氏の書籍に出会い大ファンだった私ですが、それ以来、何十年か振りに心をグッと掴まれた作者に出会えました。タイトル、プロローグからは美しくファンタジーな赴きに老若男女誰しも入り込み易い世界を醸し出しその実、物語の軸に近づいていくとこの世に生を受けたなら否応なしに社会に飲み込まれていく…この現実社会が繊細に描き込まれている…驚きを隠せなかった。私はもう、年輩者であるが、ファンタジーだけの世界感の書籍にも魅力を感じつつ、やはりこの作品の真に迫る世の歪み~社会問題には昭和から令和にかけて生き抜いてきた私は胸が突き動かされる。作者は胸を痛めながらも、現実と向き合わなければならない~そしてその向き合い方のメッセージを随所見事に表現している…
涙無しには読めないこの作品。
後世の若者達には~闇~に飲み込まれた時に、そこから立ち上がる為の糸口となる参考書として…。
私のような年輩者には自分の生きてきた人生を振り返り残された歳月に何を思うのか…。
沢山の方々に目に、胸に、留め置いてもらいたい作品だと。
切に切に願います。
一人でも多くの方々にこの作品が届きますよう……
長文にて失礼いたします。