概要
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!五月の爽風か、柔らかい月の光か。青春の暖かさと切なさを思い出させる物語
とても丁寧に綴られた甘酸っぱい青春白書です!
主人公・三日森くんは恋愛ものによくあるちょっと斜め上の発想をしてしまう体質ですが、それにも理由があるんです!
ダブルヒロイン形式というのでしょうか。ヒロインの一角、月子の視線は、ツンがあるんですけど、基本的に可愛いです。いつも主人公を暖かい目線で見守っていてくれます。
電車の君、主人公の片想い相手は途中からぐんぐん追い上げてきてくれます。
どちらも甲乙つけがたい魅力がある。
何気に脇役の素晴らしさも目を見張ります。
滝沢くん、田中くんなど、等身大なんですけど嫌味がない。
最後の方ではみんな好きになりました。
記憶の使い方も、うまく演出に貢献してい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「青春」という言葉をまっすぐに、けれど繊細に描き切った傑作
主人公・三日森遙人の内面描写がとにかく丁寧で、静かな文体の中に潜む感情の揺らぎがとてもリアル。
人の名前を覚えられないという設定が、“他者との距離感”を象徴的に表していて、彼の成長とともにその世界が少しずつ鮮やかになっていく過程に、思わず胸が熱くなります。
電車の中での一目惚れという小さなきっかけが、沢木南月子という少女との出会いを通じて「生きる力」へと変わっていく。
その流れが自然で、読んでいて心地よい余韻が残ります。
月子の言葉が遙人の心をそっと照らす場面は、この作品の真骨頂。
派手さではなく、日常の中の奇跡を描いているところが本当に素晴らしいです。
静かに、でも確か…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一瞬で、まるで春風にさらわれるように心を掴まれました。
そっと風に触れるような、柔らかな出会いから始まる物語。
『さよならのキスはそよ風のように』は、孤独に沈んでいた「僕」の心に、名も知らぬ少女の微笑みが小さな光を灯すところから静かに動き出します。月子という存在は、ただの救いではなく、僕に「世界はまだ優しい」とそっと教えてくれる微かな風のよう。
体育祭の一言、何気ないやりとり――その一つ一つが、無音だった世界に色を差すさまがたまらなく愛おしい。心の奥に触れるこの物語は、孤独を知るすべての人に、優しく寄り添う、そよ風のような温もりを運んでくれます。
最後まで大切に味わって読みたくなる作品です。 - ★★★ Excellent!!!青春物語
青春って思い返すと春の桜みたいなもので、ティーンエイジにしか体験できないもので、大人になって恋愛しても彼女持つには金が~とか子ども育てる資金たんね~よ、とか余計な計算が恋の邪魔をする。
だから10代に恋しておくことは大事だなぁと思った事を思い出しました。かといって、ティーンエイジではそんなことまで気づけないけれども。
ついでに高校の時言い寄ってくれた女子を振った事も思い出しました。
いや、だって、友達とスポーツしてる方が楽しいって段階のわたしに恋愛の申し込みしても成功率低いよ……。まだ恋愛より……って感じだったもんなあ、と自分のフラグクラッシャーぷりを思いましたした。後椅子ごと女子が…続きを読む