故人となった方を偲ぶことは、ご供養になるといいます。文章に記して残すことは、思いを形にして託すこと。言葉で語るに余りある感情も言葉でしか記せない。だから人は、その気持ちを言葉の標として残すのだと思います。本作は作者である五五五 五さんが亡きお母様を偲んだエッセイです。言葉のひとつひとつに哀しみと決意が宿っているような心に残る作品だと思います。
お薦めレビューといいながら、あまり多くを書くことはできません。是非、読んでみて下さい。親子関係は、その数だけあると思いますが、自らと母親との関係を、思わず考えてしまうと思います。
母上様のご冥福をお祈りいたします。
韓国のゴスペルソングのタイトルを借りて、レビューとさせて頂きます。
作者による、亡くなった母への愛と感謝と希望の唄。