概要
愛を失った男と少女は再び愛に巡りあう。その筆が描く未来は安寧か破壊か。
二つの国が覇権を争うある大陸にて、国境警備隊に属する軍人ドーズは敵兵の捜索中、廃坑に幽閉された少女ザキナに出会う。
その大陸には、このような神話があった。
創星の神は
混沌としすべてが無であった宙に降り立つとともに
その聖なる絵筆を世に振るい
世界に光を与えた
世界に緑を与えた
世界に水を与えた
世界に風を与えた
世界に炎を与えた
世界に闇を与えた
だが
ただひとつだけ
永久永劫に自らのものとし世界には与えなかったものがあった……
やがてザキナはその「ひとつ」を手に入れるべく策動し始める。
そしてその正体と目的を知ったとき、ドーズは……。
その大陸には、このような神話があった。
創星の神は
混沌としすべてが無であった宙に降り立つとともに
その聖なる絵筆を世に振るい
世界に光を与えた
世界に緑を与えた
世界に水を与えた
世界に風を与えた
世界に炎を与えた
世界に闇を与えた
だが
ただひとつだけ
永久永劫に自らのものとし世界には与えなかったものがあった……
やがてザキナはその「ひとつ」を手に入れるべく策動し始める。
そしてその正体と目的を知ったとき、ドーズは……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!オッサン&少女、子連れ旅
国境を守る軍人のドーズ。
彼が廃坑で見つけた少女、ザキナ。
駐屯地に若い女性を置いておけないからと、村まで送り届ける子連れ旅。
それぞれに苦しい過去を隠しつつも、二人の距離は近づきます。
といっても恋愛っぽさは無く、この辺りは本当に父と娘のよう。
絵が好きらしいザキナに、紙と銀筆をあげたり。
その絵をじっと見ていたり。
しかし、彼女には大きな秘密があり……
世界を巻き込む壮大な物語は、たった一人の気持ちと「気付き」とで大きな波乱を迎えます。
この壮大さと身近にも感じる矮小さの対比が素晴らしい!
絵のシーンの美しさも必見です。
短いけれど見どころ満載。
オッサンと少女の旅、どのような終着を迎…続きを読む - ★★★ Excellent!!!少女の心と体に宿ってしまった力の重さ
国境警備隊員のドーズが残党狩りの途中で発見したのは、
「画力」と呼ばれる描いたものを具現化させる力をもつ少女、ザキナ。
銀筆一本で恐ろしいまでの影響を周囲に与える能力を持ちながら、
心も体もまだどこかあどけない少女であるザキナに、
まだ詳しくは描かれないながらあちこちに窺える切実な事情をみて、胸が締め付けられるような思いになります。
栗色の髪に緑の印象的な瞳を持つザキナに、自身の後悔を重ねるドーズは、
そんな彼女の危うさを恐れながらも守ろうとしますが、
自身の立場がそれを阻み、思うように動くことはできません。
一筋縄ではいかないこの2人の行く末と、彼らの抱く過去や願い、
それらが明かされ…続きを読む