田鶴さまは人間の醜い部分を書かせたら
右に出る者はいないです😆褒めています😆
物語は主人公のアレクサンドラが別荘に行く途中で
偶然出会うところから始まります。
見目麗しい公爵家の息子ライナーに一目ぼれします。
再び出会う機会があったので
アレクサンドラは運命と思い、舞い上がってしまいます。
この時代の貴族の女性は何不自由ない生活が送れるよう
同じ貴族と結婚することがすべてです。
アレクサンドラ、もうすこし男選びは考えて!って読者は思うのですが、
やはりアレクサンドラは箱入り令嬢なので気付きません。
実はライナーは公爵家ではあるが没落寸前。
没落に至るまで彼には色々な目に遭って卑屈な性格になる……。
アレクサンドラに好意があるように見えるが、何か裏があるような。
いっぽうアレクサンドラの義姉のレオンテーネは
結婚していながら自立して働いているので
貴族女性は稀有にうつるのかもしれません。
一番印象に残ったのは、
ライナーの家族であるアンゲラとガブリエラ母娘が登場するのですが、
桃子が愚痴るほどの性格が振り切った方たちです。
驚きを通り越して逆に清々しいですが、さていったいどんな方なのか?
ぜひ本編で確認してみてください。おススメします(´っ・ω・)っ📚✨
【レビューコンテスト応募】
アレクサンドラは別荘に向かう途中で、二人の男性に出会います。
一人は美術商のフリードヘルム。もう一人は公爵のライナー。
二人とも親切で素敵な男性なのですが、アレクサンドラは見目麗しいライナーに恋をします。
ライナーとの出会いは、ロマンティック。
世の中の女性はみんな、ライナーに恋をしちゃうんじゃないかな。
自分の好きなものを否定せず、大切に扱ってくれる。しかもイケメンなので、のぼせてしまいますよね。
アレクサンドラはライナーとの結婚を望むわけですが……。
ライナーは没落寸前の公爵。
お金に苦労しているせいか、卑屈です。公爵という地位が彼のプライドを高くしていると思うのですが、そのせいでアレクサンドラの親切心を素直に受け取れません。
アレクサンドラは純粋な気持ちでライナーを慕っています。
ライナーがプライドをもうちょっと低くできたら、アレクサンドラと幸せな結婚生活を送れるのではないかと思います。
でもライナーは、プライドも卑屈さも捨てられない。
アレクサンドラは恋に盲目になっていて、ライナーの真の姿を見ていない。
二人の結婚生活に不穏なものを感じますが……さて、どうなるのでしょう?
タイトルに「元夫が縋りついてきます」とありますが、そうなったときのアレクサンドラの判断がどうなるか、楽しみでもあり怖くもあり。
私だったら、やり直しするチャンスは何回もあったのに今更遅いんだよ!と捨てますが。
さて、アレクサンドラはどうするのでしょう?
作者の田鶴さんはどの作品も、人間を書くのが秀逸です。夢見がちな物語でも、現実を突きつける非情さがあって。人間の表と裏を見せてくれます。
この作品も、素敵な人と、尊敬できない人が出てきます。
恋愛作品ではあるのですが、人間の勉強になります。