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「そして」11-23.真実

11-21.
ウェズは滅んだ少数民族の出――女性が武器を持って戦うのも普通なら、貴族という人種も身近じゃないという環境で育ってまして、それゆえフィル同様「常識」がありません。
生来の勘の良さに加えて、(特に貴族出身の)女性が剣を持つわけがないという先入観がさっぱりないため、フィルの素性にもなんとなく行きついていた、と。
で、これまた常識がないので、「ま、そんなこともあるかー」で終わっていたわけです。
補佐のイオニアあたりに言わせれば「…ねえよ?」です。

「王太子殿下と打ち解けている」――本人たちはすごい顔するだろうな、と思わないではいられない。アレックスはその二人の後ろで遠い目をする気がする。

11-22&23
再会です、本当の意味で。
長かった……。

てなところで、次回&次々回、スぺリオスとアレクサンドラを含めての後日談です。

そして、まとめてのお礼になって恐縮ですが、感想やハート、フォローなど、どれも本当に嬉しく拝見しております。引き続き楽しんでいただけるといいな!

ではまた。こっちは初夏めいてきました。
朝早めに出て、うろちょろするのが楽しい季節です。朝の日差しを受ける新緑の紅葉ってなんであんなに綺麗なんだろうね。
あなたの今日も素敵な何かのある日でありますように&良い一日を!

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