26章終了です。
社会情勢としては、飢饉が迫る中、バルドゥーバとの対立が先鋭化しつつあるというか、させつつあるというか。
米の育成、土蟲対策、菊田のいるバルドゥーバのオアシスへの襲撃の準備、伝書鳥の育成などはすべてそれらの対策です。
郁たちの状況としては、江間と郁がお互いに馴染んでいく一方、周囲に稀人であることがばれつつつつあります。
シャツェランを含めた本人たちがまだ意識し切れていないのに、周りが勝手に動き出しかねない状況を、江間と内務処長であり郁の従伯父でもあるオルゲィは警戒しています。
で、その二人はキーになるのは、ゼイギャクの娘のゼレゥチェであると考えているという次第。
ゼレゥチェのほうはもちろんその辺を知りませんが、今話の江間は、完全にそう企図して彼女とやり取りしています。
次章、バルドゥーバへの襲撃と合わせて、シャツェランを王に担ぎ上げたい軍が動き出します。
色々もありがとうございます、どれもとても嬉しくいただいています。
引き続き楽しんでもらえるといいな!
ではまた。って、バレンタインですねー。
この言葉を聞くたびに、一緒に「バン・アレン帯」が頭の中に浮かんでくるのは私だけじゃない……はず!←微妙に必死
まあ、ロマンがあって面白い、場合によっては危険って意味では一緒だし、と無理やりまとめておやすみなさい。
あなたも温かくして穏やかな夜をお過ごしくださいな&お互いの明日がちょっと楽しいものでありますように!