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「故地奇譚」19-2.鎹

リカルィデの「幸せだと落ち着かなくなって、気付けばそうじゃなくなる理由を探している」という行。
理解できない人には、本当に理解しにくいだろうなと思います。しかも、理解してもらえないことでさらに追いつめられるという残酷っぷり。
でも理解し合えないわけじゃなくて、リカルィデにとってその鍵になってくれるのが郁、郁にとってはリカルィデです。

次回、そんなこんなな江間と郁はいったんおいておいて、ゼイギャク&見聞処長アドガンです。

ではこの辺でって、そういや、靴下を買ったのですよ。
ふくらはぎの真ん中丈――これ、誰得、何得なんだと思う……? ←うっかりしてて丈を見てなかった。

夏には暑いし、冬には寒くない?
一歩歩くたびに、微妙にずり下がるよ?
そのたびに背筋がぞぞぞぞってするよ?
段々下がっていくのを感じて、「いつ直す? いつ直す? 今? 今なの? いや、もう一歩いける?」ってならない?
ついに堪えかねて道で崩れ落ちつつ、靴下を直して一人笑ってる私は、どこに出しても恥ずかしくない不審者だよ?
――真面目に謎すぎる。

てか、「未体験だ、せっかくだし試してみよう!」で、痛い目(微妙なのから死にかけるやつまで含む)に遭うの、人生で何回やるんだろう、としみじみしつつ、おやすみなさい。
あなたの夜が穏やかなものでありますように!

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