……といえば聞こえがいいけど、実体は書籍化にあたっての改稿作業その他からの逃避の産物です。いつもそんなです(きっぱり)。
が、というか、だからこそ、というか、楽しんでもらえると嬉しい! いやむしろ救われる? てな感じ。
さて、毎度のことながら、知っていても知らなくてもぜんっぜんオッケーな補足。
・ ナシュアナ王女
二人いるフェルドリックの異母妹のうち、年下の方の子です。
フェルドリック誕生の時分の勢力は旧王権派>現王権派でしたが、徐々に逆転していきまして、それが気に喰わない第二王妃や異母姉のセルナディア第一王女たちのストレスが、後ろ盾のないナシュアナに向かいがちになり、という過去を持つ人です。
フェルドリックやその母の正后は、自分たちが近づくことで余計ひどくなる&庇い切れるか心もとない状況だったので、距離をとってました。
だから、一番素敵なことの一つがジャム入りのクッキーだったという。
ちなみに、旧王権派と現王権派の逆転が決定的づけられたのは、フェルドリックとソフィーナが出会った後からです。
タイミングもありましたが、(自覚はありませんが)ソフィーナのおかげでフェルドリックの覚悟が決まったという。
・ 花
というわけで、フェルドリック的に実はものすごく思い入れがあった、と。
で、書籍の表紙――花の相対位置に注目してもらえると、今後ちょっと楽しいかもしんないです。(イラストを担当してくださった斬様、ありがとう!)
ではま、た…………また?
ええと、書籍の帯にもこっそり出ているように、二巻が出る予定=改稿とかで行き詰ったら、逃避で番外編を書いているかと思いますので、その際はまたお目にかかれたら嬉しいです。
うぃ、番外編がなかったら、「無事生きてるらしい」と喜んでください。「ち、つまんねー」とか言……ってもいいけど泣くよ? 号泣するよ?
番外編を出したら、「生きろー」って画面のそっちでつぶやいてください。棒読みありです。
……なぜだろう、カッコいいことを書こうと思うのに、いつもうまく行かない。おっかしいなー、と首を傾げつつ、さようなら。
無駄に多様性を意識して、Happy Hollidays!と叫んでもみる。
なにせ――あなたの今日がなにかちょっと楽しいことの見つかる日でありますように!