戦争はないほうがいい。
防衛費は少ない方がいい、できればゼロがいい。
当たり前。
しかし、世界は民主国家ばかりではない。
核兵器は安価で打撃を与える、究極の兵器だ。
貧乏な国も核兵器を持てば、大国といえどなかなか攻めてこない。
北朝鮮。。
いまでも覚えている。天皇家の子息の婚約発表の時、日曜日の昼、突然、北朝鮮の核兵器の実験と思しき、轟音。
皇室のめでたい発表に水を射す、独裁国家の身勝手。
(うがった見方をすれば、宮内庁が婚約に反対するためにその日にぶつけた?)
トランプ政権の時、当初は罵詈雑言の口喧嘩をしていた両トップが、妙な融和関係を演出しだした。突然、北朝鮮に面会にいったりと、不思議な外交を展開した。
トランプ自身のオバマにたいする当てつけで、ノーベル平和賞を狙うという、政治戦略もあろう。
とりあえず、核兵器国家同士は戦争を避ける、そういう印象が多少なりとも世界に広がったのではないか。
翻って日本。
防衛費、GDP比ではかつてよりは増額され、またその路線は右肩上がりの様相だが、仮想敵と思われている中国と比較すると、まだまだ少額だ。
核兵器は、おそらくない。
となると、コストの悪い?その他の兵器で補うことになる。
三菱、川崎など軍事系の会社の株価が上がってきてはいるものの、未だ、普通の国たりえない。
ドイツでさえ、財政拡大路線に舵をきった今、日本が言葉だけの平和主義で居られるだろうか?