タモさんからギフトを頂きました!応援して下さり、ありがとうございます!
いつも読んで頂き嬉しく思っております!
今回はお礼の短編小説を書きましたので、もし良かったら読んで行って下さい。
朋絵と周囲の人たち
ユニティブ興行所属のVtuber、手風クーチェこと男道 朋絵は学校とかネット活動者に友達などが普通に居る。
しかし完全に心を許せるタイプの友達、親友と言えるような仲の友人は居ない。
今日はそんな友達たちと会ったり話したりする機会が多い日だった。
「おはよう朋絵、そういや朋絵に撮ってもらった写真カレシに見せたら、私の自撮りの次くらいに良いじゃんって言われたよ!」
学校の入り口でそう言ってきたのは他クラスの知り合いの淳美だ、淳美は彼氏が居ない女子への彼氏自慢をさせたら3日はぶっ通しで喋れる。朋絵はそのトークスタミナは正直羨ましいと思う。
「そうなんだっ、あはは」
「朋絵って写真とか撮るの上手いよね! やれば出来るんだから、朋絵は朋絵なりに頑張りなよ!そしたらカレシくらい出来るかも知れないじゃん?」
ナチュラルに自分を人の上に置くマウントタイプ、この状態の淳美とは話していて疲れるから、朋絵は当たり障りのない言葉を返すだけだ。
その後も教室に到着するまで彼氏が居る事の素晴らしさとか、彼氏を作るにはどうしたら良いかなどの話をされるのであった。
淳美は嫌な奴ではあるけど悪い奴ではないのを朋絵は知っている、実際に困った時に助けられた事もある。でも彼氏が出来ると性格が変になるみたいな部分がある奴なのだ。
「あ、朋絵、おはよう」
「おはよう、理沙」
「今度に私たちでカラオケ行く事になったんだけどさっ、朋絵も行くよね? 今日の放課後なんだけどっ」
「今日の放課後!? ちょっと無理だってっ、私は今日予定あるし!」
教室に入ったら話し掛けてきたのはクラスメイトの理沙だ、彼女は普通に会話する仲だし何度か遊びに行ったりもしている。
しかし誘いがいつも唐突であり、誘いに乗って遊びに行った時は、知らされても居ないのに男子が来る事が殆どなため朋絵は理沙は苦手である。
「なにそれ!? 感じ悪すぎじゃん!前に約束したよね!?」
「ちょっと理沙、今日は戸越先輩と放課後にカフェに行く約束あるからさ」
「~~!! じゃ、じゃあ仕方ないよね! また誘うね朋絵!」
戸越先輩は同じ学校の3年生であり、2年生である朋絵の一つ上だ。理沙はその先輩が苦手であり、名前を出したらすぐに引き下がったのだった。
その理沙は仲間女子の所に戻り、『F高校の男子とカラオケなのに~…』『朋絵は絶対に連れて来てって言われたのに~…』みたいな話が聞こえてきたりする。
理沙は朋絵に前に約束したとか言ったが、何かを約束した事実はない。理沙は相手に責任を押し付けるために、こういう事を言ったり論点をずらしたりする一面がある性格だ。
だが戸越先輩との約束なら仕方ないという話になり、その話は収まったのだった。そもそも朋絵はV活動があるため付き合いが良い方ではなく、こういう事は割と発生する。
そんな理沙だがお菓子作りが趣味で、仲間たちや友達には手作りのお菓子とかを配り、美味しいと言ってあげると心から喜ぶなんて一面もある。性格はちょっと悪いけど、悪人ではないというタイプだ。
放課後になり朋絵は先輩とカフェに行く、個人がやってる店だそうでオシャレな感じの店だ。
「朋絵さぁ、ちゃんと嫌な事は嫌って言った方が良いよ? 私みたいに」
「そうですよね先輩、私も先輩みたいに言えたらなぁ」
「難しいかも知れないけど、やっぱり物事はちゃんと言った方が良いよ。私みたいに」
戸越先輩はいわゆる自称サバサバ系であり、自己愛が強いタイプの性格だ。人にアドバイスするのが好きで、説教とかも好きなタイプである。
だが自称サバサバにありがちな『自認サバサバ系の中身はネチネチ系』の要素は薄めで、自分に酔ってる部分が強いだけという感じだ。
「淳美も理沙も悪い子じゃないけど、カレシ自慢とか強引な部分とかウザイ所あったりするから」
「あ、先輩っ、このコーヒーって珍しいみたいですよっ? 美味しいっ」
「そうなんだ、確かにドトーレとかのとは違うよね」
女子が2人で会話する際は、陰口を言うとかの話になる場合も割とある。
しかし後に『○○が陰口を言ってた』という話が広まる事もあるため、そういう話も実は油断してたら痛い目に遭うという事を朋絵は知っている。
「今日もバイトなんでしょ? 朋絵は頑張ってるもんね、凄いと思うよ。私みたいに」
「はい、先輩も大学に行こうって勉強してて凄いと思いますよっ、やっぱりデキる女は違いますよね」
「あははっ、朋絵って口が上手いよね。でも口が上手いと苦労する事も引き寄せちゃう時あるから、気を付けなね」
戸越先輩は自称サバサバ系だが嫌味成分は低く、アドバイスや説教とかも割と芯を喰ってる事がある人物だ。だからこそ嫌味成分は低くとも心のダメージが来る事があり、後輩からは避けられ気味の性格だ。
その後は先輩と雑談したりしながら過ごし、アパートに帰って配信をするのであった。
実は以前の朋絵はこういった周囲の人間が大嫌いだった。
自己中、マウント、自慢、見下し、身の丈に合わないプライドの高さ、そういった性質を持つ者達が大嫌いだったのだ。
朋絵は性格的にそういった人物を引き寄せやすく、面倒なタイプの性格の人物が寄って来やすい。これは女が不幸になる要素の一つと言われていた時もあるらしい。
だが朋絵は少し前に『なるべく人の良い部分を見る性格の男性』と出会っており、その人を無意識に見習って他人を見るようになった。
その副作用で、自分にも性格的にマウントだったり他者を見下す部分があるのだと気付いた。
そうしたら今まで嫌な奴だとばかり思っていた者達にも良い所があると気付き、前より世の中が明るく見えるようになったのだ。
「さてっ、今日も配信がんばろうっと! 気合入れなくちゃ!」
こうして今日も朋絵は手風クーチェとしてネットのステージに立つ、ここは私がスポットライトを浴びれる場所だ。
このステージの上では誰かの事や、過去のトラウマの事なんて忘れて輝こう!、そう思えるのであった。
タモさん、ギフトでの応援ありがとうございます!
そろそろ春に移り変わるかという時期ですが、まだ寒いしインフルとかも流行ってるようなので、体に気を付けてお過ごしください。
重ねて応援ありがとうございます!