ブロストマBlostma:「花、魅力的で美しい」(blossomの語源)
今年で21歳。F相当。拾い子。その図抜けた美貌と利発さから商家の養女となったが、没落した際に自ら願い出て娼館に売られた。最初から「大花」候補と見込まれて教育・訓練されたため、読み書きは無論のこと各種教養も身に付けている。但し裁縫も髪結も厨房も不得手。二つ名は「奇跡の薔薇」。
事実上性病が存在せず完璧な避妊薬も普及している世界ですので、借金を完済して技能も身に付けて楼閣を出る確率は、近世地球の娼婦と比べれば段違いに高いでしょう。但し、多くの娼館が教える歌舞音曲を生業とする場合は、嘗ての地球と同じく夜仕事も兼ねるのが当然、という扱いを受けます。
有力平民に身請けされて複婚妻となれることも。郷士家以上には下女である端女(はしため)としてしか入れませんが、端女頭として裏方を一手に差配する元娼女も。才覚に乏しいその他大勢は、娼館を出ても添女(そいのめ)宿などで働き、平民と遅い結婚ができれば御の字、というのが現実でしょう。
スイヤさんとナールさんは同郷で魔物に襲われた村の孤児。手に職を付けようと自ら「登仙楼」に入り、幸いなことに【縫織】の才がありました。器量は十人並み。娼女ではありますが、手が足りなくならない限りは衣服の仕立てや直しをしています。楼主ホーラさんは服飾専門店を立ち上げようかと検討中。