ショウくん以外に実物は初めて登場しました森人。カエノメレスは木瓜(ボケ)。その名の通りモブです。森人の名前はラテン語風が基本で、一門の名はクロンキスト分類による双子葉植物綱。但し語感から語尾は「ダエ」ではなく「デ」にしています。6つある亜綱に対応して、侯爵家がひとつと伯爵家が五家です。
四協帝国クアドリオンの最高意思決定機関「九賢会」の一員である森人の長マグノリデ侯爵家は、最も原始的な双子葉植物とされるモクレン亜綱で通称「偉烈のマグノリデ」。木瓜はバラ科なので、メディオ殿はバラ亜綱の通称「奏焔のロジデ」。ロジデ伯爵一門の辺境の郷士家の跡取りです。
メディオ・カエノメレス
木瓜(Chaenomeles speciosa)の花言葉:平凡、退屈、早熟
学名の意味は「裂けるメロン」(裂けるchainoメロンmelon)。木瓜の実は裂けやすいらしい。メディオ(Medio)はmediusの与格(中庸な/穏やかな/平凡な)。10歳で火と風の素質が出たが、最終段階は残念。外見だけは完璧な森人。
S=カリン・カエノメレス
カリン(Pseudocydonia sinensis)の花言葉:豊麗、唯一の恋、努力
学名の意味は「中国産の偽マルメロ」。カリンは西洋のマルメロの近縁種。メディオ郷士の副官を務める水魔術士。お手付きだが子供は出来ず、複婚妻ではない。
木瓜の名誉のために申し添えますと、学名の種小名speciosaの語源は「華やかspesiosus」です。木瓜を平凡と見たのは日本人だけで、欧米では華やかな植物と見做してくれています。赤い花弁の花がたくさん咲く様子からでしょう。カリンさんのSはいずれ解説しますが既出の単語です。
※次回の更新は4/4(土)を予定しています。