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第82話 駆鳥(かけどり)、フォーク

 駆鳥のモデルは駝鳥ではなくエミューで、但しブロイラーよりひと回り大きい程度という設定です。「鴯鶓」という凄い漢字表記があります。卵の色は何と緑色で、初期原稿では卵も入手したのですが削除しました。哺乳類系の味がする赤身肉でジグザグに逃げるのはエミューと同じです。

 コック・オ・ヴァン(Coq au Vin)はブルゴーニュ伝統料理「雄鶏の赤ワイン煮込み」です。肉が硬くなった老雄鶏を食べるために、一晩以上赤ワインに漬け込んだ上に長時間煮込んで柔らかくする、というのが本来のレシピ。尚、アルザスでは白ワインで煮込んでクリーム仕立てにします。

 フォークは紀元前2000年頃から中国で出土します。欧州でも紀元前から使用しましたが真っ直ぐな2本歯で、肉を切る際の抑え用や肉を給仕する際の運搬用でした。3本歯になったのは中世以降。パスタを食べるための4本歯フォークは18世紀にやっと登場です。ヴェイザでは2本歯のみ存在します。

2件のコメント

  • 駆け鳥という名前いいですね!私も駝鳥モデルを想像しました、エミューなのですか!卵も大きくて、食いでがありそうですねぇ。
    親鳥の固い肉おいしいですが(地鶏だと親鳥もよく売られています)老雄鶏は確かに固そう。ワインの赤白で味も変わってくるんですかね。ブルゴーニュはワインの産地ですしね。クリーム仕立てもすごくおいしそうです!
    2本歯って使いにくそう…と思うけど、昔の絵とか見るとほんと2本歯なんですよね。すごい猛々しい感じで、突き刺せればよかったのかな(笑)
    フォークは野蛮だといわれてた時代もあったようですから、面白いです。そういえば、昨日練り切り食べたんですけど、黒文字も2本歯ですね。あれは歯がなくても問題なさそうな気もしますが。
  • 佐子八万季さま
     駆鳥、モフモフ度が駝鳥より上ですのでエミューを採用しました! 駝鳥は食体験があるのですが、エミューは未食です。食べたい! 伝統料理は硬い食材を何とか、というパターンが多いですよね。若鳥とか若仔を食べるのは贅沢なことでしたでしょうから。

     フォークは帝国では細長い麺の食習慣が無いと設定しているので、未発達になっています。黒文字は使い捨てですし、簡単に刺せれば良いということかもしれませんね。いつも有難うございます!
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