綿実油以外の植物油も消石灰で脱色できます。帝国もやがて全土で菜種油等を脱色して使うようになり、白油の価格も下がってしまいました。それでも男爵家の独占は10年続き、ブランド化にも成功。その後は普人唯一の緞通産地として引き続き豊かさを維持、竹製の弾性家具も貢献しました。
地球の現代の植物油も基本的には脱色等の処理をされています。モモが描写する綿実油の性質は地球のものと同じです。癖が無くて揚げ物に向いている使いやすい食用油だと思います。また、野羊は山羊のように毛が短い羊という設定で、味も羊と山羊の中間くらいと想定しています。
バナン・グラフェル(Bannan Grawfell)
古英語で「ありふれた」。banalの語源。元々の意味は「布告する」。grawfellは解説済で「砂利の丘」。叙爵前はグラウスン(grawsunu、ケルト語と古サクソン語で「砂利の息子」)郷士家だった。
クルッカ(Krukka):古サクソン語で「松葉杖(crutch語源)」
クンディ様の実母で現在は弐妻(ふたのつま)。グラフェル家旧領地方の郷士家出身。夫を支えるニュアンス。
レイサ(Reisa):古ノルド語で「上昇する(rise語源)」
クンディ様の弟の実母で現在は壱妻(いちのつま)。領内郷士家出身。地位が上がったので。
バナン男爵の五世代前の郷士一族がこの地域に入植して大漲溢「ノルドの惨劇」からの復興を主導し、叙爵されました。クンディ様は先妻の娘ですが、杖使いの弟を産んだ後妻が壱妻になりました。複婚制の封建貴族ですので「妻の順位は男子或いは杖使いを産むかどうかで変わる」としています。