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  • 異世界ファンタジー

スイーツ図鑑:14話

場所:イカタ大陸・舞琉・跡秋


【麦芽糖の棒(ばくがとうのぼう)】

大きな壺に入った麦芽糖を、小さな木棒に絡め取って食べる素朴なお菓子。

ねっとりとした質感で、ほとんど膏状に近い。

やんちゃな子どもがこれを使って人にくっつけて遊び、尻を叩かれる罰を受けることもある。


【小豆饅頭(あずきまんじゅう)】

中に新鮮なあずき餡を包んだ饅頭。一部の茶屋では、店の紋を表面に焼き印として押している。

舞琉(ブリュウ)皇國の饅頭は、餡入りのものが主流。

一方、天炎(テンエン)大陸の炎龍(エンリュウ)皇朝にも饅頭が存在するが、そちらは餡を包まず、より大ぶりな形をしている。


【草餅(くさもち)】

よもぎともち米を用いて作られる餅菓子。中にはたいていあずき餡が入っている。

春季限定の菓子で、邪気を払う・福を呼ぶといった象徴がある。

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