M町での豆本講師、無事終了してきました!
最初は紙の束を渡されて、折ったり貼ったり切ったり、
何をさせられているかわからない生徒さんたちが、
本文の加工や装飾が終わって、表紙に貼り付けると――
「わぁ!本当に本だ!」
って、みんな一様に声をあげてくれるのです。
パーツを組み上げていくと、最後に突然本の姿になるのが、本当に面白い。
そんな光景を見つつ、
――あー、私は物語も好きだけれど、本という形状も大好きだなぁ。と。
じゃあ、本の形が好きだから、自分が紙の書籍化したいか……
というとちょっと違う。
私が好きなのは、ハードカバーの本なのです。
自分の書いているジャンルの本は、どんなに頑張っても、ソフトカバーの書籍止まりだろう。
だから、純粋に「自分の書籍が紙の本になるのを見たいから書籍化したい」という動機は一切ないのです……
そもそも、今書いているようなタイトルをハードカバーに装丁しても、自分の美学にあたわない。
TLやラノベは、それはそれで様式美があって、その様式に則った美しさであってほしい。
だから、今書いているものは、目指すなら電子書籍とか、ソフトカバーとか……
最初は、豆本に仕立てたくてお話を書き始めました。
だけど、書いているうちに、これは私の豆本向きの内容じゃないと気か付き始めて、今はもう、全然、豆本にしたいと思わなくなってしまいました……
でもそれは、私の装丁の美学の定型からの脱出。
純粋に物語が楽しくて、書けている今は幸せです。
