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偽史「ミトノカビメ」忘備録

ずっとやりたかった設定整理、ついにやりました。

自分用の忘備録なのでかなり雑多&長いですが、
「ミトノカビメって何?」って思ってた方には、たぶん一番核心の部分です。


※読まなくても本編は読めます。ネタバレを含みます。




ミトノカビメは、『刺青の聖女』
https://kakuyomu.jp/works/16818622177065760201

『帝都異能シリーズ』https://kakuyomu.jp/users/jomon619/collections/822139836823518637

にまたがって出てくる架空の神様です。


美都香比売(本当は水戸香比売、あまりにも黄門さまだったので美都に変えた。)


【ミトノカビメ・斎部家 興亡史年表】

1. 縄文時代:贄と絶対神の時代
中期末: 浅間山北麓にて絶対神トカムナカムイへの信仰が誕生。
神に番わせる贄として、最初の「ミトノカビメ」(盲目・聾唖の巫女)が造り出される。

後期: 寒冷化の中、9部族の長が巫女の託宣によって生き残りを図る。
ファナ、異世界へ召喚される。ミトノカビメの不在により、体制の崩壊。

中心地は現在の群馬県東吾妻町郷原へと移る。

補足:ハート形土偶(『刺青の聖女』のヒロインのモデル)は、この時代の象徴。

弥生時代中期: 贄の風習の最終段階(岩櫃式土器期)。
稲作の定着につれて、激しい肉体損壊は鳴りを潜め、軽い刺青や、シャーマンの殺害程度に風習は丸くなる。

2. 古墳時代:渡来人の侵略と神の擬態
5世紀末: 渡来系一族「羊」が上野国(神津毛国)へ入植。

秘術による簒奪: 斎部家の始祖・忌部天足が、妻の鹿奈媛を「ミトノカビメ」に擬態させ、トカムナの力を奪う。力は斎部一族の男たちへ分散・統治に利用される。

神の怒りと敗北: 夫を奪われたミトノカビメ(贄の集合体)が激怒し、榛名山を噴火させ「羊」の領地を埋める。30年の抗争の末、ミトノカビメは敗北し、常陸の箸渡口神社へ逃れ、神職の血脈の中で1500年の眠りにつく。

3. 中世〜近世:斎部家の繁栄とミトノカビメの流転
戦国時代: 斎部家は吾妻・郷原を拠点に豪族として繁栄。岩櫃城主として武田勝頼を迎えようとするなど、武家・神職の両面で権勢を誇る。
トカムナは禍津戸神名神命という神名で祀られていた。

江戸時代: 斎部家は名主・エリート神職として君臨。強引な布教や呪術で権力を維持する。朝廷ともつながりを持ち続ける。

幕末(19世紀):

斎部家: 清孝(18歳)が戊辰戦争へ出陣。

ミトノカビメ側: 箸渡口神社が放棄され、血脈は酒井家(常陸の藩士)から片岡家へ。ミトノカビメの宿主となる女性たちは数奇な運命を辿る。

4. 明治時代:因縁の合流
明治5年: りよ(安政2年生)が、斎部家の次期当主へ「最初の厄落としの花嫁」として売られる。

1500年前に力を奪った「斎部」と、奪われた「ミトノカビメ」の血が再統合する。




いつかちゃんとまとめたいな。
登場人物も、色々裏設定あるから、忘れないうちに。

2件のコメント

  • 壮大なスケールの原案に、圧倒されました。

    そこまで細かいプロットを組んだ事が無い (っ °Д °;)っ

    さすが、歴史家。
    時系列で示すエピソードだけでも100話いけそうですね。

    作品となって、人物が活躍しはじめるのを楽しみにしています。
  • Σ( ̄◇ ̄ノ)ノ ハッ……!

    そうか!プロットにもなるのか!!


    これは、お話の中で神の歴史と神話を運用するために前から頭の中だけで考えていたものでして、
    この作品から離れるにあたって、忘れそうなのでメモっておきました!

    またこの中から切り取って、お話ができれば良いなあ、と思います!
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