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「釈迦」と宗教

 毎度お読み頂きましてありがとうございます。

 本作は空想の物語であり、特に「ゴーダ」70mmはショーウェイ社長の思い付きで映画完成後に無理くり作った話にしている事と、現実との違いについては前回の近況でお話しした通りです。

 しかし、宗教界からクレーム付けられたお話しは、実は実話をベースにしてます。

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 映画「釈迦」ではシッダ太子の妻ヤショダラ王妃を捨て出家し、そこに勝新太郎がやって来てヤショダラ王妃を騙して強姦、勝新を拒絶した王妃は自殺して太子に愛を誓うのだった…って下りが仏教界の怒りを買った訳です。
 この小説ではチートなリック君が宗教界と和解、というかお目こぼしを貰ったのですが、現実はそんな甘くなく、ビルマ、セイロンから外務省を通じて苦情が入り、東西本願寺なども門徒に鑑賞禁止を勧告、インド、タイ、スリランカなども抗議を始め、その結果当所予定していた仏教国ロケも中止になりました。
 永田社長が善処を約束したものの完成作はそのまんまとなりました。

 資料によると、逆にそれが話題になって客が入ったとありますが、大映はワンマン社長のものなのでどこまで大映の資料が本当かは不明です。

 どっかの巨大な白猿が効いたら「仏様を大切にしろ!大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」とか言いそうなエピソードです。
 仏教に詳しい人の中には本作を「トンデモ映画」「ツッコミ処満載」とまで酷評します。

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 しかし私がその昔初めて本作をテレビ(14インチ)で見た時、
「良い説話の羅列だなあ。
『ベン・ハー』が宗教映画って言うならこっちの方がよっぽど宗教映画だなあ」
と思った物です。
 そういや「ベン・ハー」も「十戒」も14インチのテレビで見たんでした。
 今でいえばノートPCの画面ですよねえ。それでも昔は興奮したものです。
 UHFで「エノケンのとび助冒険旅行」を放送した時なんかは深夜に必死に室内アンテナ振り回して録音までして観た物です。

 そんな思い出(大半は本作と関係ない)を胸に、なんかヘンテコな話を書きました。
 半分ホントで半分ウソの特撮超大作与太話をお楽しみ頂ければ幸いです。

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