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究極の2択とか言いながら、どっちを選んでも救われないやつ について

このシリーズには、
正解がありません。

最初から、
用意しませんでした。

なぜなら、
現実に用意されていないからです。

人はよく、
「もし自分だったら」と言います。

でも本当は、
“選ばされたあと”の自分にしか
興味がない。

選ぶ前は、
誰でも正しい。

Qシリーズでやりたかったのは、
選択の瞬間ではなく、
そのあとも世界が続いてしまうことでした。

救われても、
救われなくても、
世界は平然と次の朝を出してくる。

その無関心さが、
一番残酷で、
一番リアルだと思ったからです。

登場人物たちは、
誰かを代表していません。

あなたでもないし、
正義でも、悪でもない。

ただ、
その場に居て、考えてしまった人間です。

もし読んでいて、
どこかで
「自分ならこうする」と思ったなら、
それはもう答えです。

正しいかどうかは、
重要ではありません。

考えた、
という事実だけが残ります。

この物語は、
あなたに何かを教えません。

赦しもしないし、
裁きもしない。

ただ、
問いを置いて、
立ち去ります。

読者がページを閉じたあとも、
Qは終わりません。

現実のほうで、
形を変えて出てくるからです。

ここまで読んでくれて、
ありがとうございました。

あなたが今、
何も選ばなくても、
それも一つの答えです。

※次のQは、
もう、あなたの番かもしれません。

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