企画
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093092177802514何も書かないというのはフォロワーの皆様にお目汚ししてしまうので、以下におまけを。
"人の心の読み方"について
相手の気持ちになりましょう。人は十人十色でも脳は意外にも同じ構造をしているので可能です。
より踏み込んだ言い方をすると、人の性格や個性というのは存在せず、脳の構造、体調、受けた刺激、ストレス、体の物質など、なぜを突き詰めればわかるようになります。
わかりやすいのが鬱症状です。その状態に陥ると、一般的に言うネガティブや否定的な感情、抑圧的な気持ちになるのですが、治療薬などを接種して脳の受ける影響を変えると、その考えや特徴が消えます。極端に言えば統合失調症です。病気と名付けされていますが、その状態が進行したり、後退すれば変化があるように、一般に性格と呼ぶものだけでなく、病気などの外的要因が、行動、思考、感情などに影響しています。
つまり、本人が深く考え、自分にしかないもだと、自分らしいと思っていたことが、実は鬱や脳構造の可逆的な変化という一過性のものによる現象だったということです。
これを抽象化して並列化すれば、自分の気持ち、考え、状態が、体調、受けた刺激、ストレス、体内にめぐる物質に左右されるということが導けます。
相手の心を読むために必要なことを3つ列挙。
・相手と同じ状況、合理性を得る
・なぜそうなるのか、同じ反応をするよう再現する
・目、口、手、体の向き、手の動き、足の向きなど、仕草に着目
要素分けして
観察力
行動、表情、言葉の選び方、声のトーンといった表面的な情報だけでなく、それらが発する微細なシグナルを的確に捉える。相手が意識的に隠している感情や意図を察知。
たとえば、相手の口調や仕草、言葉の間に隠されたためらいや違和感を感じ取り、その背景にある感情や心理状態を推測。
共感能力(認知的共感)
人の認知には、"自分のことのように感じる"と、"そう感じているだろう"というふたつがあります。言い換えれば、自分のことのように感じることができれば、心を読むことができます。なぜなら自分の気持ちを察知すれば良いだけですから。
しかし自分のように感じることができなければ、推論を使いましょう。「なぜその人がそう考えるのか」を合理的に分析するのです。信じられないような言動は意外にも、1番根っこの原理では自分自身と同じですよ。
洞察
物事の背後にある動機や構造を捉えましょう。相手の発言や行動から、彼らが置かれている環境や心理的背景を推測することが必要。
単に「こう感じているだろう」ではなく、「なぜそう感じているのか」を体系的に理解することで、相手の思考プロセスや感情の流れを正確に予測することができます。
言語感覚
言葉の選び方、使い方、微妙なニュアンス、そこから相手の心理状態を把握します。特に、相手が何を「言わないか」や「どう言い回すか」という部分に注目しましょう。ローコンテクストとハイコンテクストという、具体的に、関東文化圏では、直接的に"あれやりなさい"が関西文化圏では"あれやっていいよ"で命令を含意する場合のようなことは知っておく、もしくはその違いを推測できるように。京言葉的な嫌味も重要です。"頑張ってください!"という創作の場におけるこの言葉は心理的な距離を意味し、"よくわからなかったしつまらなかった"が言い換えられています。
分析的思考の多角性
相手の発言や行動を"単一の意味"として受け取らず、複数の可能性を検討しましょう。これにより、相手自身が気づいていない心の動きや矛盾に気付けます。相手が曖昧な言葉を使った際、その曖昧さの裏にある"意図"や"ためらい"を分析し、そこから相手の考えを導きましょう。
経験の蓄積とパターン認識
多くの人と関わり、多様な状況を経験すれば、相手の言動パターンや心理状態を直感的に分類・分析できます。これにより、初対面の人でも「この人はこう考えているだろう」とわかるようになります。
また、パターン認識能力は、感覚的な「経験則」と論理的な「分析」を織り交ぜると良いでしょう。
思ったより長くなってしまった……誰も読まないよね……涙
おまけおわり