ふとしたワンアイデアを文章化することを、仕事でもプライベートでもしばしば試している。
その中で出される文章のクオリティから覚悟はしていた。
しかし、実際に小説という形態に落とし込んでみて、やはり絶句した。
以前のバージョンでも、小説という体にはなっていた。しかし、それはあくまでフレームワーク、テンプレートみたいなもので、読んでいて感動があるかというと、そんなものではなかった。
それが今では「情緒」の部分にまで反映されかかっている。自分より上手いとお世辞抜きではっきり言える。
最近の星新一賞がAI作品無双となり、審査員達が唖然となったらしいが、それも頷ける話だった。
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とはいえ、現段階で完璧かと言われるとハッキリとまだまだだというのも同時に感じた。
人の手による訂正は要る(全体の5%くらい)し、情緒を捻り出すための情報はやり取りで伝えないといけない。
最初と最後はまだ人がやった方が綺麗だなとは感じられた。
それらの課題点を踏まえても、AIの活用用途が
「売るための作品」「数を稼ぐための作品」(ビジネス的な用途)だったものから、
「全力を注ぎ込みたい作品」にも拡大していくであろうことは、はっきりと分かった。
私はこれを不幸だとも脅威だとも思わない。
自分の思いの丈と伝えるための技術をすべてぶつけた、間違いのない自信作を作ることができるようになるのだから。