桃の節句の、この時期にしか飾らないお雛様。
小さい頃は特別に会えることがとても楽しみで
嬉しかったのを覚えています。
でも。
小さいわたしには、
ただ “ ガラス越しに見るだけ” では我慢できなくて笑
お部屋でひとりになると、
母がいない間にそっとガラスケースの扉を開けて、
お飾りを触っていました。
(お人形のお顔は触ってはいけない、と言われていたから)
そのせいでしょうか。
お雛様の髪飾りは左右不均等だし、
向かって右側の、三人官女の長柄銚子の部品もなくなっています。
小さいわたしとしては、母がいない間の“接触”を上手に隠していたつもりなのでしょうね。
今年も、完璧じゃないお雛様を見ながら。
ああ、本当にイタズラ坊主な子どもだったなぁ、と
にやっとしたり、少しだけ恥ずかしくなったり。
そんな思い出も連れてきてくれる、今年のお雛様です。
