• 詩・童話・その他
  • エッセイ・ノンフィクション

【写真のお部屋】ガラスケースの向こう側の小さな“接触”


桃の節句の、この時期にしか飾らないお雛様。
小さい頃は特別に会えることがとても楽しみで
嬉しかったのを覚えています。


でも。
小さいわたしには、
ただ “ ガラス越しに見るだけ” では我慢できなくて笑

お部屋でひとりになると、
母がいない間にそっとガラスケースの扉を開けて、
お飾りを触っていました。
(お人形のお顔は触ってはいけない、と言われていたから)


そのせいでしょうか。
お雛様の髪飾りは左右不均等だし、
向かって右側の、三人官女の長柄銚子の部品もなくなっています。
小さいわたしとしては、母がいない間の“接触”を上手に隠していたつもりなのでしょうね。


今年も、完璧じゃないお雛様を見ながら。
ああ、本当にイタズラ坊主な子どもだったなぁ、と
にやっとしたり、少しだけ恥ずかしくなったり。


そんな思い出も連れてきてくれる、今年のお雛様です。

2件のコメント

  • かわいいお雛様ですね。
  • ふみその礼 様

    ありがとうございます。
    嬉しいです😊
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する