今日、素敵な喫茶店でくつろいでいたとき。
年配のお姉さま方がお三人で入っていらっしゃいました。
白髪(はくはつ)の素敵なマダムたち。
いつかは自分の行く末と、その素敵な年齢の越し方に羨望の眼差しを向けていました。
年齢に限らず女性が集うと、つい後ろ向きな話題になることも多いけれど…
その白髪のマダムたちはそんな雰囲気は全くなく、おともだちと素敵な喫茶店に訪れたという、とても楽しそうな佇まいでした。
ふと、漏れ聞こえてきたのが、次の言葉。
「何事も前向きに考えなきゃだめよ。いつまでも“少女のような心”が大事なのよ。」
…ほう。
わたしは席をご一緒していたわけではないけれど、
なんだか、“後を走る“わたしに励ましの言葉をいただいたようで、胸がじーんとなってしまいました。
帰り際、「どうかいつまでもお健やかに…」と、
お一人おひとりにハグしたい気持ちをグッと堪え、
心でそれを願って喫茶店をあとにしました。(知らない人から突然ハグされたら、驚かれちゃいますよね汗)
もう一度、そのマダムたちにお会いできたとしても、もう顔も覚えていないけれど、
『前向きに・少女のような心で』と三人で楽しそうにお話しされていた姿は、わたしにとても温かいものを授けてくださったし、ここにいるひとりの人間をとても幸せで前向きな気持ちへと運んでくれました。
まだまだ、これから人生を歩んでいく上で大事なスローガンとしていきたいです。
そして前を歩く先輩たちの素敵な姿を見て、
わたしもそうありたいな、と思います。
大好きな作家さんが作品の中で
『白いもの=重ねた歳月がもたらした、落ち着いた銀細工』
と表現されていて、まさにその通りだなぁと改めて感じました。
喫茶店で過ごした小さなひとときが、未来の自分への灯火になるなんて。出会いって、本当に不思議ですね。
写真は、その喫茶店でいただいた“キャロットケーキ”
自分が作る“にんじんケーキ”と、どんな違いがあるのかと興味津々で選びました。
今度、家で作るときは、お店に倣って“胡桃を刻んだもの”を入れてみようと思います。
キャロットケーキの甘さと胡桃の歯ごたえが、マダムたちの言葉と同じくらい心に残りました。
