• 詩・童話・その他
  • エッセイ・ノンフィクション

【季節】夏の背中と秋の足音

桃のカプレーゼが食べたくて桃を探しに行ったら、
もう店頭からはすっかり姿を消していて、
代わりに梨がたくさん並んでいました。

盛夏はとうに過ぎたものの、まだ暑い日が続いているというのに。
甘くて瑞々しい果物が、いつの間にか入れ替わっていて、
その流れに季節の柔らかなリレーを感じました。

今年の夏をふり返ってぽけ〜っとしていたら、
ふと左手首にうっすら残る白い帯に目がとまりました。
日焼け止めをしていても、残ってしまった腕時計のあと。
あぁ、今年の夏はいろんなことがあって、とくに楽しかったなぁ、と
初夏からの出来事を思い出して、両の手を胸にあて、
全部を大切にしまいこむように、しみじみとしました。


そして、大好きな秋がやってきます。
初夏に出会った《いちょうの若葉たち》が素敵なお化粧をして、
美人さんいっぱいの秋を楽しみにしています。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する