銀河標準歴604年にイーランド社がロールアウトした作業用機械、シングルの一機種。
原型機の開発から四十年以上が経っているが、イーランド社の傑作商品と言われ、度重なるアップデートによる最新技術の導入もあって、第一線で活躍している。最新機種は645年にロールアウトした645タイプ。637タイプも現役で運用されている。
連続稼働時間は平均八十時間。
両腕部にはクローアームと伸縮式レーザー溶接機が搭載されており、デブリ除去や宇宙船の修理などに用いられる。
脚部は重力下での使用を前提とした頑強な構造である上にスラスターがあり、ホバー走行が可能。
運用開始から長いこともあって多くの換装パーツが純正・非純正問わず存在し、荷役用のカーゴタイプ、採掘用のマイナータイプ、救出用のレスキュータイプなどのバリエーションが民間でも軍部でも利用されている。
特に多いのはカーゴタイプ。両腕部のパワーを引き上げるための腕部追加コンデンサや、背中に負った荷台を支えるための三本目の脚などが特徴。
中にはコンデンサを大型化、レーザー溶接機をビーム砲に置き換えた違法改造を施されたものが存在し、宇宙海賊などが運用している。
