近況報告:この瓦礫の先にしか、本当の空はない
皆さん、いつもお読みいただきありがとうございます。
「今回は救いようのない展開にするぞ」と息巻いて、彼女たちをこの地獄のような滑走路に放り込みました。
今回アップした画像を見てください。
優雅なティータイムを愉しんでいた日常は、ガラス一枚隔てた向こう側で、音を立てて崩れ去ります。逃げ惑う人波、爆風、そして「偽りの自分」を守る余裕すら奪われる極限状態。
徹底的に突き落とし、どん底の絶望を味合わせる。
「七海、やっぱり底意地が悪いな(笑)」という声が聞こえてきそうです。
けれど、最後の画像を見てください。
フィルター越しではない、ありのままの空の下。ボロボロになりながらも、本名も知らなかった「他人」の体温を信じて歩き出す彼女たちの目は、物語の冒頭よりもずっと鮮やかです。
この光景が見たくて、私は彼女たちを追い詰めてしまったのかもしれません。
予定されていた悲劇を、キャラクターの「生きたい」という執念が塗り替えていく……。そんな意地悪な作者の想定を超えた救済劇を、どうか最後まで見届けてください。
あの日の滑走路に置いてきた空虚さの代わりに、彼女たちが手に入れる「ラーメンの湯気」という幸せ。その瞬間まで、もう少しだけお付き合いください。