「薪割り」を含む小説

身分証なし。金なし。頼れるツテもなし。 行き倒れ寸前で路地裏に転がっていた蜥蜴人の青年・山田太郎は、猫人の女主人ミケに拾われ、「何でも屋・ミケ」の居候として働かされることになった…

一冊の魔導書は見ていた。 追放された少年ユウト。 これが小説ならチート能力に目覚めるはず！ 元仲間たちへの復讐を成すため、 草むしりと薪割りで力を磨いた日々は、全て無駄じゃな…

魔族の国と、人間の王国の国境にある辺境の砦。 〝殿軍の英雄〟こと無気力おっさん、ゼブラ・ゴーシュは、今日ものんびり居留守中──のはずが、弟子志願の少年がやって来てから静かな日々…

　後に大陸全土を震撼させ、『破壊の女王』として歴史に名を刻むことになる女戦士（？）。 　その正体は、戦いを怖がり、平和な日常を望む、ただの村娘だった。 【特務事項：民間人少女B…

俺は勇者だ。 いや、正確には「努力でのし上がった勇者」だ。 血筋も伝説も何もない。 村の隅っこで薪割りしていたただの孤児が、 ひたすら剣を振り続け、筋肉を泣かせ、指の皮を何度も剥…

糺の森で産まれたドミニクは、成人の儀を控え日々薪割りをして過ごす。彼の成人の儀は覇猪を一人で狩るということである。いざ覇猪を狩り、村に戻った彼の母親が倒れてしまう。そのとき彼の掌…

太古の時代、人はムシと共存していた。とある約定によりムシが世界から消え去り、人は安堵の顔を浮かべた。そこに暖かさはもはやなかった。 約5000年後。蛍の国に住む青年センリと親友の…

王子に婚約破棄され、乙女ゲーム世界から“悪役令嬢”として追い出されたクラリス。 ……だが本人はいたって晴れやかだった。 「やっと自由になれた！これからは誰にも邪魔されず、山奥で…

【　中間選考通過！　】 ◆私は美しい女神様に会った。 まさか既に魂なのか。 女神様が下界でトラブルに巻き込まれて失職した私をあわれみ、生まれ変わってよき生活をとロゼ島へ転生させた…

仕事一筋、すれ違いが続いていたバリキャリシングルマザーの橘明日香（42）と、寂しさから反抗期真っ只中の娘・光（13）。 ある日、二人は口論の最中に謎の光に包まれ、見知らぬ異世界の…

「ぜんッ…ぜん、望んでないんですぅ！」 『むらむすめレベル99』となったフィオが涙目で抗議する。 「え、だって最強だよ？」 「だからなんですかぁ！お掃除すれば家が半壊…

分厚い雪と氷に覆われた都市国家シャトゥカナル。 ここ、極寒の地で人々の生活を支えているのが、魔物と呼ばれる異形たちの毛皮や牙、爪などから作られる魔法具である。 魔物を狩り、魔法具…

ささくれで思い出した娘ちゃんのたわごと。 カクヨムアニバーサリーのお題『ささくれ』をうけてのエッセイです。

旅先で汽車の最終便に乗り遅れた私は、老婆の紹介で「薔薇旅館」に泊まることになった。次の日なんと旅館の亭主が薪割り場で変死死体として発見された。そして次の日女将が自室で胸を短刀で抉…

〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉 　聖暦1580年代末。海の向こうに未知の大陸〝新天地〟を発見し、世界屈指の大帝国となったエルドラニアは魔導書の自由な所持と使用を人…

「……ここはどこ？　ぼくはだれ？」辺境の村にぽつんと立ってた"ぼく"は、村長さんから薪割りの仕事をもらった。 試しに薪を、割ってみますか？［はい／いいえ］ →［はい］ ぱっ…