「カクヨムコン11 短編」を含む小説

カクヨムコン11　短編コンテスト応募作。 全6話。 大崎花苗（おおさき　かなえ）、14歳。 陸上部、短距離走の選手。 けれど最近、タイムが伸び悩んでいた。 わたし、このままで…

菫（すみれ）の目に映る風景、菫に起こるアクシデント、そうして幸せ。 日々に彩りを……

嘆きの迷宮……それは帰還率の著しく低い迷宮だ。 荷物持ちカービーは行方不明者捜索中に迷宮の罠にかかり見知らぬ下層フロアに落下する。 下層フロアで出逢ったのは捜索中の少女達。 だ…

感染者に溢れた世界……。 人間として生き残るためには？ おれとユイは必死の逃亡を続ける。 二人で生き残るために。 たとえ、世界が終わるとしても、二人で……。 「切ない」「ワンナ…

雨の日はひそかに安らぎを感じていた＜あたし＞が、放課後の図書室で出会ったのは、いつも教室でも本を読んでいるクラスメイトの男子で――。

【カクヨムコン11 短編】エントリー中 100%会話劇なので、何も考えずにサクサク読めます。 火星探査データを解析する深夜のコントロールルームで、同僚の男はぼやいた。 「ど…

カクヨムコン11応募用に短編として抜粋したものです。 おそらく地球最後の人間である少女、トキコは、ひだまり旅館で五人のロボット、テトロア、ラディナ、ドラーク、マト、もちまると平和…

【☆約8000字、全5話で完結します！】 「――来い。おまえを生け贄に捧げることが決まった」 「え――。い、いけ……にえ……？」 魔力持ちが悪とされる小さな村に生まれた少女・リ…

【カクヨムコン11お題フェス作品】 戦争で食糧難の煽りを受ける孤児院。 最後の鶏が亡くなり、残った卵を育てるか、食べるか、子どもたちは二手に分かれる。 幼い子たちのためにどう…

竪琴職人のビメイの工房を、ライアという女性が毎日のようにように訪ねてくる。 ビメイは妻帯していた身でありながら、ライアを突き放すことができない。 古の異国で、あり得ないとは言い切…

羊顔の旅する魔法使い・メレは、訪れた水の都で魔法に憧れる少女・アメリィと出会う。 魔法を使うことを禁じられたこの国には、竜にまつわる昔話があって―― いつも眠たげな魔法使いの、…

「僕に足りなかったのは、全身での表現力だったんですね」 狂気の理論は完結し、ノムラは解放される。 しかし、解放は必ずしも幸福とは限らない。 食レポが紡ぎだす、知的サスペンスホ…

　文字通り「カクヨムを使い始めて思うこと」を、つらつらと書き綴っていきます。 　エッセイですから、順番に読む必要はありません。最初の方は飛ばして、どうぞ興味のある記事からお読みく…

主人公の循(じゅん)は、自分の部屋で短い時間をループし続けている。同じ部屋には親友の環(たまき)がいるが、「ウーパールーパーだった」「流れるプールで失くした」「五百円のやっすいや…

新しい発芽食品開発のために赴任した先の辺境惑星で、一人残された研究員。 やがて、研究対象だったはずの芽が語りだす。

※あらすじからが推奨です。 ＊＊＊＊＊＊＊ ――司書。 それは「記録」と「記憶」の境界を渡る者である。 他者の「記録」を「記憶」として宿し、偉人の「知性」を残せる人《媒体》…

彼氏もいないまま迎える、今年のクリスマス。 桜井ひよりは、バイト先のカフェで店長に頼まれて、渋々クリスマスにバイトをすることになってしまった。 1人で入りたくなかったひよりは、同…

不思議な箱グレーズドケースを持った三大ヒーラーの一人ニーモ。 医者のウォード達と一緒に異世界をのんびり旅と出会いを楽しみます。 行く先々で沸き起こるエピソードに、仲間達は右往左往…

　男の頭の中には、常に音楽があった。それを特別だと思い込み、男は少年期から音楽にのめり込んでいた。 　恋人との別れや喪失感から、二十四歳になった男は自死を選んだのだが、偶然通…

某有名小説サイト、カク●ムを退会することに決めた私は、とある一人のユーザーが目についた。 明らかに自分がフォローしたはずなのだが、よく覚えていない。 気になってそのユーザーのサイ…