謝らせてください。本当に申し訳ありませんでした。本作の冒頭を読んだ際、「ああ、よくあるゾンビものですか」と侮った自分を恥じるばかりです。
読み進めるにつれ、生々しい展開にグイグイと引き込まれました。特に、第一話後半以降は必読です。
読み終えて思ったのは、本作は人間讃歌なんじゃないか、ということです。極限状態であっても、極限状態だからこそ、人が人として生きようとする姿は、こんなにも美しい。
漫画『シグルイ』の名言を思い出しました。
『生きることを決意した者の美しさは、ただ生きる者を圧倒する』
私は圧倒される側でした。
素晴らしい短編を、ありがとうございました。