「後ろだ」を含む小説

すべてを薙ぎ倒すべく『かわいい』の自主企画に新規書き下ろしで挑戦します。ハッピーエンドです。 以下、キャラ設定(メモのようなモノ)です。 目白純 →主人公。視点人物。真っ当な…

『友達と花火をする時、いつも缶コーヒーを買う。皆は目の前で飛び交う火花にしか興味無いから、仕掛けるのはいつだって簡単。そっと後ろに近づき、空缶にロケット花火を放り込む。くぐもった…

県境近くの山奥にひっそりと通っている「某県道241号線」。 地元の人間は誰もその番号を聞いたことがない。だが、古い地図や一部のナビアプリには確かに“241”の表記が残っている。 …

時間の巫女であり、宇宙タイムマシンを修理しつづけていた妹が死んだ。 彼女が亡くなってから、私は時間について考えつづけている。 私たちは時間が前に進むものだと、前にしか進めないもの…

これぞ、現代に甦る王道ダークファンタジー。 人の世に巣食う“悪霊“ ── それは、現代人を害なす悪しき精霊。 現代社会の闇に潜み、町を、都市を、そして人の命さえも蝕む、忌むべき…

橋の上から飛び込んで死んだ、平松遼。 彼の死は果たして自殺か、事故か、事件か。彼の持っていた鞄は消え、靴もまた持ち去られていた。 平松遼と大学の同級生であった壱岐誠一郎にとって…

「君はモンスター……イッカクウサギだ」 主人公、東京都在住の高校生宇佐美。 幼少期、突如彼の顔に大きな痣が出現し、それから幼稚園、学校で常にいじめられる存在になってしまう。 高…

神はこのところ、クレーンゲームにはまっていた。人間界に現れるのはほんの数百年ぶりだが、ちょっと見ないうちにこのような愉快なものを作ってしまうとは。人間の創意工夫の才には、万物の創…

俺は佐藤　信也（サトウ　シンヤ）、40歳。 他力本願な生き方をしてきて、最近首になったおっさんだ。 誰にも必要とされず、もう死ぬしかない彼の唯一の楽しみは基本無料ゲームのガチャで…

医クラちゃんは日本のどこかにある私立医大に通う医学生。ネガティブな彼女の周りにはいつも残念な仲間たちが集まってきますが、その中には密かに個性的な性癖を抱えた人たちがいます。 ※…

普通の教室。静かな席の後ろで、誰にも話しかけられず息を潜める少年。 ＿彼は、妹を守るために殺し屋になった。 天野零は、虐待と貧困の果てに殺し屋になった高校生。 生きる理由はたった…

異世界に転生したのは、痛みを感じるだけで身体には傷が残らない異能者。彼の夢はシンプルで、冒険者パーティを作り、仲間たちと共に平穏な生活を送ることだった。 しかし、この異世界の難…

これから幸せな人生を送るはずだった。 そう、そのはずだったんだ。 私がちょっとドジを踏んだから……あはは。 ごめんねぇ。 ありがとねぇ。 好きだよ。 また、会いたいなぁ、なんて。…

【第三章完結】　 平凡のつもりの｢普通｣が、天才だらけの学園で｢天才ムーブ｣に誤解される…… 誤解は連鎖し、学園規模の頭脳戦へ――。 中学時代のトラウマから「普通の学園生活」を…

【　第三篇・敬身のPVが良ければ、全篇に追記を加えていく予定です　】 　この本は、中国の宋の時代の朱熹という人の書いた、『小學』という本の注への注釈を意訳（超訳）したものです。…

夢をひたむきに追う佳織は、姿の見えないストーカーに悩まされている所為か、家に帰っても視線を感じていた。果たして、その視線の正体は――。

二年生の水谷弘次は、入学式の日に書類を拾って助けた一年生の星野めぐるに、なぜかやたらと懐かれている。 「先輩！」と子犬みたいに後ろをついてきて、毎日のように一緒に登下校する日々―…

『日本政府、身代金の支払いを拒否！』 　今日のニュースはどのチャンネルもこの話ばかりだ。もちろん新聞やネットでも大騒ぎしている。邦人が拉致され、身代金を要求される事件は過去にも…