「文学より」を含む小説

自主企画でたまに見かける質問企画に自分も乗っかりたいミーハーなお年頃♡ ・【あなたの書架】を覗いてみたい📙　（主催者：碧月　葉 様） ・カクヨムコン10に向けて10の質問！　（主…

孤独は、誰かに与えられるものじゃない。 自分で世界から離れたとき、初めて姿を持つ。 これは、その後遺症の話です。 ※noteにも同じものを公開しています、

親友と結婚する想い人への餞を考える主人公のお話。

怪異が現れて二十年。 霊的脅威に立ち向かうのは、機兵《レヴナント》と霊能者たち。 その中でただ一人――神鳴夜水《かみなり・よみ》は、 「霊力を電気に変える」異能を持つ少女だった。…

幼い頃、主人公は親戚たちに囲まれ、 光の舞う古い家で穏やかな夏を過ごしていた。 あの時の温度や音、漂う埃のひとつひとつが、 世界のすべてを優しく照らしていた。 だが成長するにつ…

ほんの短い言葉を集めました。詩集です。チラッだけで、、ココロがスッと楽になるような詩を創りたいと思います。

「雨降る、プラネタリウム、なんだね」 星一は、齢20前の青年であった。彼はテロリストである。彼だけが、街の運命――終焉を知っている。 そんな朝に、星一の胸を、酷く曇った後悔が劈い…

最後まで読むと少し怖い。 意味がわかると怖い。 そんな短編集。

学生時代の先輩の思い出。 卒業後の自分。 そしてある時、ふとした拍子であの頃の思いが静かに蘇る。

あの夏、僕は出会った。どこか懐かしくて、それでいて見知らぬ彼女に。 初めての一人暮らしに寂しさを覚え、病の時には誰かにそばにいてほしいと願う、そんな彼女に。 だけど何より重要な…

第三回あたらよ文学賞応募作品（一次選考通過）「カラーズ」ほか、短編小説「不滅の色」、中編小説「銀色の夢」を順次掲載予定。 とある世界で文字を見ると色が浮かぶ共感覚の種がいて、彼ら…

女子高校生二人が自宅で勉強をする話です。 「文学フリマ東京41」（2025年11月23日開催）で清香舎様のキカン誌『霞と息』にシスターフッド作品を寄稿しておりまして、私はいつも…

来年中学生になる「僕」はしがらみまみれの現実に憂鬱だった。ある日大好きな幻想の世界に浸るため図書館で本を読んでいたが、タイトルも著者名も書かれていない一冊の本を見つける。そこには…

教室は「共感」でできている。その輪に入れない少年少女が、見つめる世界の輪郭。

　熊の『よしきち』はかつて暮らしていた森を出て、今は人間の社会で暮らしている。 　ある日『よしきち』4年前に疎遠になった友人の『ひできち』と再会した。 　 　この作品はか…

ある少年の日記。

1998年、秋。ウィーン。 特別な才も、恵まれた環境もない。 努力だけで音楽院への留学を掴んだ青年・芝並隆二（しばなみ りゅうじ）。 彼の前に現れたのは、 誰よりも自由に弾く天…

誤字脱字は御愛嬌。

名作とは何か。おそらくその基準は個人個人で異なるであろうし、文脈上でも意味は変容する。しかし、名作には見る者を揺り動かす力、場合によっては一生変えてしまうような恐ろしい魔力を秘め…