神鳴夜水と蒼の機兵

怪異が現れて二十年。
霊的脅威に立ち向かうのは、機兵《レヴナント》と霊能者たち。
その中でただ一人――神鳴夜水《かみなり・よみ》は、
「霊力を電気に変える」異能を持つ少女だった。

霊力を燃料に、命を削りながら戦う夜水。
彼女と機兵レヴが見つめるのは、壊れゆく街と、まだ消えない青い光。

「もう誰も、傷つけたくない」

それでも戦う。
霊装の刃が夜を裂くとき、少女の心拍は都市の鼓動と重なり、
世界に、かすかな希望の灯がともる。

――霊装SFアクション × 感情文学。
新世代の電脳ファンタジー。