「いや、わからん」を含む小説

「人間は、石器時代の感情と、中世の社会システムと、神のごときテクノロジーを持つ──では、我々は何を選び取るべきか？」 2070年──寄生虫から生まれた医療ナノマシン「NANOT…

　辺りを見ると古民家の一室、蝋燭についた灯が4本ほど部屋の端に、中奥に1本立っている。その部屋の中央に1人の人物が片膝を曲げて、腰を据えている。 　この世の人間とは思えない雰囲…

宇宙人が現われた。 なんかよくわからないけど、星型の髪飾りをある人たちへ返して欲しいという。 もちろん、よくわからないから当然拒否したのだけど、ぶん殴られそうになった。 なの…

幼い頃から十五歳まで、私は同じ夢を繰り返し見続けた。 古びた引き戸の玄関。 すりガラス越しに立つ、白く輪郭の溶けた人影。 向こうから、こちらを見つめている。 それが何なのかはわ…

近所のお姉さんと海でビール飲むだけ。

人の「自分に関する記憶」だけを消せる青年・悠真。 そして、その力を知る唯一の親友・沙良。 雨上がりの喫茶店で交わされた、たった一度の“お願い”。 第一部は悠真の視点から、第二部…

現代で、その天才的な頭脳のあまり、退屈しきって命を絶った名探偵、視野六 法夢（しやろく ほうむ）。
彼が次に目を覚したのは、魔法と剣が存在する、異世界だった。 彼を転生させた「神…

西暦２６０５年　地球近海の宇宙。 核パルス推進エンジンの火を吹かせ、地球へと落ちようとする巨大な物体があった。 大地へと落ちていくのはスペースコロニー。 より遠く、より広く、…

第一部、始まりは西暦1940年。ソビエトとの全面戦争と東京オリンピックに揺れる大日本帝国。高級軍人の子息でありながら現役の戦闘機パイロットとして日本空軍に所属する青年、三上は発展…

私はちょいちょい通知を切っているものがあるので、どれをオンにしたら「編集されましたよ」と通知が来るようになるかわからないのです。

シチュエーションボイス用に書いた単発のシナリオ集です。人気のあるものは長編小説として書くかも知れません。 実際に声を当てていただいたものはリンクを紹介いたします。

他人の恋愛は傍から見てればだいたいわかるが、自分の恋はそれが恋なのかどうかも認識できない。自分の匂いは自分ではわからないから。

桃太郎ならぬ、MOMO太郎！？ 彼はグランドシビックのボンネットから生まれた！その時手に持っていた「モモステ」からちなんでMOMO太郎と呼ばれていた。 誰もが知る「桃太郎」が、現…

　趣味の家庭菜園をしています。その中でもF1種ではなく、出来るだけ固定種の野菜を作り続けています。F1とか固定種って、意味が分かりますかねぇ。もしわからなければググるか、このお話…

目立ちたくなかった最強勇者アルトの前に、空から古代文明の遺跡が降ってきた。前世でブラック企業に勤めていた彼は転生後「スキル統合」の力で魔王を倒したものの、その強さに退屈を覚え、誰…

結婚して一年。侯爵夫人であるヴィオレールは夫のミナスタスから冷遇されていた。政略結婚とはいえ妻とは完全に名ばかりで、初夜を済ますどころか顔を合わせることすら三日に一度ほど。王の盾…

夢がない、自分の好きなものがわからない。 高校２年生になっても黒崎遥太は自分の将来が見えずに悩んでいた。 そんな中、むっつり同級生に、ひねくれクラスメイト、思わせぶりな先輩と小動…

16歳になった俺は、ちょっとしたバイト感覚で探索者免許を取りに行った。 ──そう、ただの副収入のつもりだったんだ。 でも、そこで獲得したスキルは《飼育（魔物）》？ 戦闘スキルじ…

認知症のおばあちゃんの世話に心も体もすり減らす葵。唯一の心の支えであったおじいちゃんが倒れ、彼女は思い出に縋ろうとする。

戦争を知らぬ世代が増えて行く昨今。 戦争がどこか遠いことのように考えてしまう私達がいる。 防衛費なにそれ美味しいの？社会保障に回せば楽になるでしょう。 思わずそう言ってしまうよう…