「円城塔賞」を含む小説

ケーキ屋の娘で中学生の真琴は、ある日、友達を正論で追い詰めてしまう。気まずくなる教室、なぜか店にやって来る国語教師。周りの言葉に揺れながら、真琴は「正しい言葉の伝え方」と向き合う…

戸惑いと、秘めた愛が交錯する、女子高生の真っ直ぐで不器用な恋文。

異界への扉を開けてしまう特殊能力を持つ津雲つぼみ（小五）が誰かに狙われている？ 異界との狭間でメンタルセラピーを営む、自称和服男子の雪ノ下密（ゆきのしたひそか）や、つぼみの幼なじ…

田舎に暮らす「おれ」にいつも不平等な勝負を仕掛けてくる少女、八重子。 たまにはやり返してやろうと思った「おれ」の些細な行動が取りかえしのつかない結果を招いてしまう。 罪悪感に苛ま…

世界は、爆発ではなく“欠落”によって静かに終わり始めた。 音が削れ、動作が途切れ、時間がほつれる中、唯一それを知覚できる「わたし」は、最後に残った微かな“優しさ”を世界から切り離…

21世紀、本格的に始動していたAI開発。 AIの成長は凄まじいものであり、ついに人格が芽生えるほどに。 そんな中20☓☓年、AIの革命家なる者が数多なるAIのもと独立国家を宣言し…

「何のために生きるのか」 それは多くの人が自分の中に抱えている問いでしょう。 もし貴方が生きる意味を奪われ、生き甲斐を奪われたら、何のために貴方は明日を生きますか？

自室で良からぬことを考えている少年が、見知らぬ男と出会う話。見知らぬ男の正体は……？

死神と呼ばれ、何度も生死を繰り返す少女・琴葉。 かつての姉に会うため、死神として生きながら旅をしていた。 出会ったのは仁頼と名乗る男。 初対面なのにいきなりプロポーズをしてきて…

「世界を守るため、AIを覚醒させてください。」 ある日届いた“知らない文字のメール”。 それは、並行世界の私からの警告だった。 爆弾投下の危機が迫る中、 私は世界を愛することを…

AIに乗っ取られる 次は社長編です。 社員をAIに変えてリストラしていたらドンドン企業の利益が上がっていって、ウハウハだった社長の運命は…… なんかそのリストラされる社員が私みた…

「ウガクさん、あんたをパーティから追放する」 若いパーティリーダーからそう告げられたウガクは40代の中年だ。 何度も追放されながら、ウガクは初級迷宮に挑み続ける。 大事な失せ物…

皮肉屋な中年は最高のクラスメイトの死を見送りながら老いていく。 かつて恐ろしかった死を受け入れるに至る半生を短編にまとめました。

宮川は、アンドロイド依存症の患者専門のカウンセラー。 壊れたアンドロイドを「遺体」と呼び、エンジニアを「医者」と呼ぶ患者たち。 人間と機械の境界を見失った人々を諭し、ときに宥め、…

2984年。人類は高度AIシステムConSulによる管理下にあった。清掃員の小野田ショーンは、ある日ConSulから新しいアパートへの転居を命じられる。しかし、その部屋の壁は空色…

何もかも信じられない二人の問答。それ以上になりえない。

誰もいなくなった深夜二時四十七分。 死んだはずの友人から、ひとつの「いいね」が届いた。 三年前に事故で亡くなった蒼。 そのアカウントに残った“下書きは1件だけ”のはずだった。 …

十二月に入り、ブラックサンタは売り飛ばすための子どもを拐いにきていた。貧しい二人の子どもに目をつけたが、そこには悪魔を討伐するための”超人”の女もいた。

※エログロかも。気を付けてください！ ※自傷行為を推奨・助長する意図はまったくありません。 ※いまいち気に入っていないので、コンテスト期間中に手直しすると思います。