「詩 歌」を含む小説

わたしはしがない流しの吟遊詩人。 　 これは魂の記憶を辿る詩。 かつてを生きた魂たちを慰めるための挽歌 届かなかった夢への哀愁歌 そして これからを生きる全ての人々への賛…

うたうこと。 「述べる」のではない、ということ。 うたう、ということ。

降り積もってたらまた書きます。幸せが降り積もる日が来ればいいなーと願っているよ。 ハスキーな声ならば合うことでしょう。

全ては私の想いのままに、あるいはこれも誰かの思いのままか。 作：羊然歌

雪深き越後の地── 戦国の世に生き、軍神と称された上杉謙信。 その影には、名もなき巫女「綾姫」の存在があった。 神と人、男と女、愛と義── 語られることのなかった「影の姫」の祈…

梅雨の歌が多いです まだ初夏だったころ、妻が生きていた時節を思いながら

子どものころから色んな本を読み、歌を聞いて育ってきた羽鐘（はがね）。 いつしか彼女は、人の心に響く歌詞を書いて歌を作ることを夢見た。 要領が悪く、自分に自信が持てない羽鐘が、自…

――この学園では、「詩」が魂を救う。 春海響は、目覚めた瞬間、自分が“死後の学園”にいることに気づかなかった。 この場所では、生前の未練や後悔が「忘歌鬼（ぼうかき）」という怪異…

私の詩に、君の雅（うた）を。 高校生の凛は、現実では「声」を出すのが苦手。でもSNSでは、“Luna”という名前の詩人として多くの共感を集めていた。 ある夜、彼女の詩に旋律を乗…

この世には誰も知らない歌があるー。 詩ちゃんおたおめです‼︎（1日遅れ…泣）

各サイトで更新している詞を集めてみました。 週に一回程度は更新したいなと思っています。

過去の短歌をまとめました。学生生活の歌が多いです。小説の世界とリンクしていたり、していなかったり…？　若干、詩も収録しています。

風は、死者の名を呟く。 旧精霊王国《アヴァル＝ノア》は滅びた。 契りの誓いは忘れられ、精霊は名を奪われ、森と大地は静かに腐敗しつつある。 だがその廃墟の只中で、ひとりの唄人が…

受験の年，夏休み三日目。祝日である今日は地元で夏祭りが行われる。 そんな中，好きな女子も誘うことができずに一人カラオケで自嘲する， 甘くて酸っぱい学生の詩。

高校二年生ごろに書いた詩や物語の作品集です。ほぼ公開順で、1000字前後の話多め。アルバム代わりに。 ※ややセンシティブな表現を含みます。死亡描写や性的な言葉、不潔な表現などが…

夏は、記憶の深淵を揺らす。 この連作は、その一瞬の眩暈を「虹色の肌裏」という、 身体の最奥に刻まれた感覚として紡ぎ出します。 陽炎が視界を歪ませ、 アスファルトから立ち昇る蝉…

夏の記憶は、 いつも皮膚の奥深くに潜んでいる。 この連作は、 その触れがたいほど繊細な「肌裡（きり）」に刻まれた、 ひと夏の滴るような記憶を辿る試みです。 五感の境界が曖昧に…

目を覚ますと、知らない女の子がいた――全裸で。長い黒髪と鈴蘭の匂いが際立つ女の子。 主人公、泉十歌は同学年である青柳詩律とベッドで寝ていた。 十歌にはベッドでの記憶は一切なかった…

　剣聖の家系に生まれたニック・リベルランド。しかし、彼に与えられた天職は、剣を使えない吟遊詩人。父親に見放され、家を追い出されてしまった。 　けれども、異世界から来た師匠のもと…